【5296】揺るぎない想いだけを。

KOBUKURO LIVE TOUR 2017 心
2017年11月26日(日) さいたまスーパーアリーナ

会場に入って、ステージ上方のモニタに”FINAL”の文字が足されているのを確認して、深呼吸をひとつして、自分の座席に着きました。
花道のエンドからまっすぐのスタンド。来てくれたら近いなー、昨日さんざん黒ちゃんが「HELLO, NEW DAY」の”STOP!!”の小渕さんの振りをいじり倒した花道なので、来てくれたら嬉しいなー、な感じの席。
ファイナルだし、全曲いっとこうかな。

途中のMCで黒ちゃんが”こんな僕でもファイナルはツアーを振り返りながら歌う”って言ってましたけど、それは客とて同じこと。
このツアーは最初っから黒ちゃんの低音の響きがすごかったなぁ…新潟初日の1曲目に「君になれ」聴いた瞬間にあの低音にヤラレたんだったなぁ…と思い出しつつ、29本を経て育った歌をまた今日聴けるシアワセ。今日も、歌、すごいんじゃない?と身構えるも、いや、もう今日はファイナルなんだからされるがままに流されよう、と決意(笑)。
しかしまあ「君になれ」は刺さる。もうこれから何者かになろうなんて考える歳じゃないんだけども、それでもあの焦燥感とかそれを抑えようとする気持ちとかね。こういうの聴くと小渕さんてすごいよな、と改めて思ったりする。
「虹」「君という名の翼」、昨日書いたけど照明がホント綺麗で。客席の隅々までくるくると変わる色。
そしてやっぱりファイナルともなるとLEDリストバンドの装着率も高いし、リピーターが多いから使い方も熟知してるし、色変えるのを忘れる人も少なめだし。観ていて気持ち良い。
「tOKi meki」、ちょうど目の前の花道で黒田さんが一番を歌い終えてくれたので、ほんの短い間ではあるけどあのフェイクを堪能。黒ちゃんのああいうのがたくさん聴きたい…。
「紙飛行機」、飛んでくるアレに気を取られがちですが、小渕くんもとてもいい声で。黒ちゃんのソフト目の声と小渕くんのぱきっとした明るい声とが合わさった時のあのシアワセ感。コブクロってすてきね、とか今更なことを考えてちゃって、自分でちょっと笑ってしまったじゃないか。
「SUNRISE」は前回のツアーではオープニングだったので、も少しだけエンジンかかってから聴きたいなぁと言っていたのが今回叶って嬉しかった。あのスケール感て思ってた以上だったし、今回のツアーで見直した曲のひとつかも。
「HELLO, NEW DAY」、最近は曲説は気持ちのシミを洗濯話ばかりだったのですが、今日久しぶりに”風”って単語出してくれて(ごめん、詳細は忘れた)。そう、わたしがこの曲に感じるのって”風”なのよ。あの広がり感もアゲンストでの風を感じてのものなのね。だから、お手ふりも自分の中でテンポ感が合わなくて結局一度もやらなかったな…。すまん。いや、あのテンポの風じゃTシャツは膨らまんよ、とか思ってさ。
最後の“STOP!”で小渕くんがこっそりやってた振りに気づいてしまった黒ちゃんが昨日散々いじってたんだけど、今日は対角線上で歌ってたにも関わらず最後の前になったらニヤニヤしながら小渕さんの横まで来て、最終的には一緒にやってた。かわいかったなー。こういうのもたぶん収録じゃなかったから遊べたことかな、とか。ええもん観ましたw。
「LIFE」の小渕くんの歌、やっぱりいいなぁ。好きだなぁ。普段校長先生みたいなこと言ってる人がこういう歌うたうのって、いいな、とw。なんかね、あ、この人もひとりの人なんだって安心するっていうか。当たり前だけど。
「夏の雫」、これまた黒ちゃんの低音シリーズ。あの低音をあのゆっくりなテンポで丁寧に歌われた日にゃ、ああああああ、ってなりますよ。なるんですよ。最後の”会いたいよ 逢いたいよ”も途中で足されたんだったね(変更点が多くて覚えきれない、とボヤいてましたな、そーいや)。
「流星」ってね、リリースされた当初から黒田ファンにはなかなかに堪らない曲だったんですけど、今回のツアーでまた一段ステージ上がった感じがしました。今日は小渕くんもホントいい声だったので、サビへの受け渡しの美しさったらなかったなぁ。歌い出しがサビって大変だろうな、と思うんだけど、聴いてる方としてはだからこその気持ち良さも大きいんです。これ聴くと、ああ、この人の歌がほんとに好きだなーーー、って毎回毎回自分でも呆れるくらい再確認するし。
今日の「Starting Line」は、本当に”30本のツアーの集大成”に相応しい歌でした。もちろん他の曲だってそうなんだけど、わたしの中では今ツアーはこの曲を聴きに行くツアーといっても過言ではなかったし。黒ちゃんの声のいいところ…深さ・広さ・包容力・優しさ・しなやかさ・力強さ・柔軟さ・寛容さ・繊細さ…全部を凝縮して出てくる歌が聴ける曲だと思うから。そりゃあもう、歌い出しの一言目から。今日も、拍手すら忘れてしまうほどの歌でした。至福。
「蒼く 優しく」も近いものがあるんだけど、これは小渕くんの歌とのかけあいの凄さもあるのよね。今日の”下り坂~”のコーラスも素晴らしかった。Cメロで黒ちゃんがかなり感極まってることが多いんだけど、今日はそこでちらっと小渕さんの方をみて、それで冷静さを保った感じがしました。わかんないけどね。傍目にはそんな風に映る、そうでなければそこまでの想像を掻き立てるほどの”心の叫び”でした。
「心」までの4曲の流れって、歌ってる方は言わずもがなだけど、聴いてる方もほんと消耗が激しい。針の穴に糸通すくらいの集中力をもって聴いてるから、感情がすんごい歌に引っ張られるし。「心」はしんどいからね。でもそういうのと向き合う歌だから。今日の最後の、悪い血を出すためのナイフみたいなアカペラは、ほんと凄かった。広島から6公演、よくあんなしんどいことに立ち向かってくれたと思います。
ワガママを言うならば、できることなら京セラ2日目のアレンジでもう一度聴きたい。本当に、心から。
「白雪」、さいアリは上から雪が降りましたが、たぶんステージまわり4箇所で降ってたんじゃないかな。キラキラと降りしきる雪を背負って歌う黒ちゃん、目に焼き付けてきました。
「memory」「神風」「ストリートのテーマ」、それこそほんとに昔っからやってる曲ですけど、それで本編締められるのってすごいことだと思うんだよね。ストリートのコールアンドレスポンスも、さすが楽日はみなさん気合が違いますからね(笑)。みんなバカみたいに大きい声だして歌って、コブクロのライブって楽しいなぁ…と思う瞬間でした。
「未来」、いつもはアンコールの最中にLED消して待っててね、のアラートが出て、真っ暗な中で静かに始まるんですが、今日は小渕くんが”ファイナルだし白つけよっか?”と小さな声で。そして真っ白い光に包まれたままで「未来」。”結ばれぬまま 解けもしない”この二人はどうなったのだろう、とよく考えていたのですが、白い光に照らされることで、きっと明るい未来がくるんだろうな、来るといいな、と祈るような気持ちで聴いてました。
「轍」でこのツアーは完結。最後の歌詞は”閉じた扉 タタキつぶしてゆこう 君の未来のほうへ”なんですよね。
「君になれ」で今はまだそのままでいいって始まったツアーが、未来のほうへ行こう、で終わるって、やっぱり最後には光を差し込ませてくれるコブクロが好きです。

毎ツアー毎ツアー”最高のツアー”を更新してくれるお二人、
そのお二人のやりたいことを具現化してくれる全スタッフのみなさん、
本当にお疲れさまでした。幸せな5ヶ月弱でした。
来年も楽しみにしています。

またライブで逢いましょう!

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【5296】そんな時は、ぼくのところへ。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2017 心
2017年11月25日(土) さいたまスーパーアリーナ

さて、真夏に始まったツアーも残すところあと2本、セミファイナルとファイナルのみ。
今回のツアーは既に広島でDVD収録を済ませているので、さいたまのこの2本は比較的リラックスした感じのステージが観られるんじゃないかと期待。

京セラとさいたまのみセンターステージですが、京セラを経てから来たさいたまは、小さい(笑)。
花道も先をつなぐ外周路はないので、端まで行ったらセンターまでその都度戻ってくるシステム。
小さいとはいえ21000人。上は500LVまで使ってるけど、長さはぎゅっとした感じで、会場全体がほぼ正方形に近く感じる。たぶん、どこに居ても近い。
この会場の形のおかげで、照明が隅々まで届いて綺麗。気がつけば自分も照明の中に入ってる状態。
「虹」の照明とか、カラフルでほんとキレイだっんだけど、まさに”光の中に 君は今 包まれているから~”そのもの。
「HELLO, NEW DAY」のリストバンドとレーザー込みの白い照明も、歌の広がり感と相まって、なんて言ったらいいんだろう、臨場感…て言葉はちょっと違うんだけど、”見ている”んじゃなくて”体験している”感じ。ちょっとしたアトラクション感。

音がね、最初ちょっと腰高に聴こえて、やや耳に厳しいなー…と思ってたんだけど、いつの間にかちょうどいい感じになってた。
ふたりとも最初からいい声だったので、なんかもうクリアで深くてそりゃあもう大変さ(笑)。
さいアリって、昔使い始めの頃って音が良くなくてね…。ぼこぼここもっちゃう感じで(特にアリーナが)嫌だなぁと思っていたんだけど、さすがコブクロのPAチーム。

もうツアー残り2本とかになったら、いい歌じゃないわけがなくて。
「夏の雫」の黒ちゃんの歌い出しのやさしい低音に改めてシビレたり。
「流星」の最後の方のちょっとリタルダンドするサビの気持ちよさ。
「Starting Line」、良かっっったなー、今日も。アタマの”探して 見つかるくらいの”の一言でもう鳥肌。もっと言ってしまえば、歌に入る前のキー確認のちょっとした声出しだけで鳥肌。なんなのあの人w。

「心」歌い終わった時に黒ちゃんが”京セラでNAOTOさんが踊ってくれた残像が”みたいなこと言ってたけど、うん、なんかわかる。
ステージ上の円筒形のモニタにPVのあの波を映して、二人が映っている平面のモニタの下の方にもあの波を合成してたんだけど、そっちの波はいらなかったんじゃないかなぁ、と個人的には。会場の天井近くに波型の照明を映してステージの水底感を出しているのに、モニタの二人の足元に波があるのはなぁ…、とか。
あと個人的に残念だったのは、「心」のアレンジが戻っちゃったなー、と。京セラ2日目の、二人の生歌とNAOTOさんが踊る靴音しか聞こえない空間、そこからふたりの歌の余韻だけがステージの上に残って、そして消えていくあの感じが本当にかっこよかったし、ちょっとないくらい感動したので、余計にオケが戻ってきた時にあーあ…って思っちゃった。

そういえば。
「夏の雫」の曲説で、なぜか”風鈴”て単語を出さないようにして風鈴の説明をするようになったのだけど、あの”風鈴”てものが眼には見えない”風”を眼と耳で感じさせてくれるものだとしたら、見えない”心”を眼と耳で感じさせてくれるのが「心」って曲なのかもしれないなー、とか今日の歌聴いていて思いました。

「白雪」、今回の新曲3曲の中で一番音源化が楽しみだったりします。
なんか聴く度に好きになる。
あ、でも「君になれ」もそうだな(笑)。
でも11月でツアー終わって、FFあってまたツアー始まっちゃったら、音源化は遠い道のりなのかな…。

なんか今日の「轍」の黒田さんがすげーかっこよかったなぁ。

ツアーも後半になると、ライブ終わりに”もう本っっ当に歌がお上手でいらっゃる……”って感想しか出てこなくて、困る。帰り道に友達と”ああだったねこうだったね”と盛り上がるというよりは”うーん…”とか”いやぁ…”とか謎の声を発しながら最終的に”なんなんだよあの二人!!”と軽く逆ギレしながら帰るっていう幸福感。

それも明日まで。

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【5296】心はすべてを知ってる。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2017 心
2017年11月19日(日) 京セラドーム大阪

昨日のすばらしいライブを踏まえて、どんなんなるんだろ、なライブ。
以前どっかで黒田さんが”京セラの二日目は祭り”的なこと言ってたし。
昨日も思ったけど、センターステージだと、自分が座っている正面も客席になるわけで、LEDリストバンドの様子がよく見えるわけで。あれほんっとーに綺麗な。そして色間違えてる人はよく目立つのも事実(笑)。今日はスタンド下段のわりと前の方だったんだけど(後で松浦さんも書いてましたが)花道がほんとにカラフルな滑走路のようで、綺麗だったなぁ。「白雪」の”雪”のキラキラさ加減とかも。

声はほぼ昨日のまま。
最初の方は、やや薄紙が一枚くらい挟まってる印象だったけど、2~3曲歌って行くとクリアな黒ちゃんに。
小渕くんも「tOKi meki」や「紙飛行機」の似合うキラキラツヤツヤした声。
二人のコンディションにばらつきがないって素晴らしい。主メロもハモりもいいバランスだし。

「流星」からの流れ、昨日もだいぶ凄かったんだけども、今日はそれ以上。
歌に感情を乗せるというよりは、感情に歌わされてるような歌。
昨日、黒ちゃんの姿勢が前のめりになりすぎてたところを突っ込まれていたけれど、今日は完全に膝をついてしまっていたほど。「心」あとのMCで『黒田、死ぬんちゃうかと思った』って言われてた。
「Starting Line」の前には昨日と同じエピソードを話してくれたけど、二度目なので話が若干整理されてたw。でもね、今回のツアーにこの曲入れてくれたのは本当に本当に良かっと思う。昨日今日のコンディションで、このブロックの曲でお互いに歌を引っ張り上げあっているのを聴くのは、至福。
今日は久しぶりに、ああこの瞬間にぽっくり死ねたら本当に幸せだろうなぁ、という気持ちになりました(笑)。

黒ちゃんが”祭り”と言っていたのは、ゲストのNAOTOさんのことでした。
そういえば今日は黒ちゃんが、FEAR OF GODのカットソーを着ていたのだけど、これってEXILEリスペクトだったのだろか(EXILEさんがよく着ていらっしゃることで有名)。
「心」、導入部が終わってステージに照明が点くと、PVと同じ姿のNAOTOさん。
今日の衣装がふたりとも黒だったのはこのためだったのかな。
歌以外で誰かと二人がコラボするっていうのは初めてだったそうです。ゲストがいたからいつも以上に張り切っていたのもあったんでしょうね(NIGOさんも観にいらしてたらしいし)。
そして、たぶんNAOTOさんが来てくれたおかげなんだろうけど、今日の「心」はアカペラ終わりだったんです。この件、前に何度か書いたけど、今日のこれがわたしが一番聴きたかったアレンジ。歌ってるふたりの間にすっとNAOTOさんが入って、渾身の”だれもひとりじゃない”でふっと切れる音。ふたりの声の余韻がしばらくステージの上に漂っているのをゆっくりと聴けて、やっぱり良かったなぁ、これ。嬉しかった。ほんとに。
「心」後のMC、三人で話している時にNAOTOさんはライブの流れまではご存じないんでしょう、「こんなに話してて大丈夫ですか?」。黒ちゃんが「ここいつも40分くらい喋り倒すとこなんで」。客の方もたぶん全員同じこと思ってた(笑)。抱き合った後にNAOTOさんが帰って行くと、ええ匂いやったとか春風のようとかでもムキムキやったとか、興奮気味の黒ちゃん。でもそこからは今日は美味しいお酒のめるー、とか寝転ぶいつもの姿w。

「未来」は、広いアリーナの対角線上で離れて歌うふたり。
後のMCで“離れていても息を合わせて歌うことができる”と話す小渕くん。
でもね。
わたしはやっぱり並んで歌ってほしいんだ、この曲は。
なんか寂しくなっちゃうので。

「轍」に入る時に小渕くんが”それでは聴いてください。「轍」!!”って言うんだけど、その”「轍」!!”の力強い言い方がなんかとても好きで。けっこうあれに力もらって帰るみたいなとこもあったり。

あーあ、京セラ終わっちゃった。
あとはセミファイナルとファイナルを残すのみ。
次の約束をもらってるとはいえ、このツアーでの歌は、このツアーでしか聴けませんからね。あと2本、大切に参加しようと思います。

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【5296】弛まずに、無くさずに、目をそらさずに。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2017 心
2017年11月18日(土) 京セラドーム大阪

広島から二週間ほど空いての京セラ。センターステージ。
京セラはとにかく大きいから、エンドステージだと反対側のステージ上段とかは疎外感酷そうだし、やっぱりここはセンステが正解だと思います。ただ、アリーナに座ってると、ビジョンを観ないと二人が何処に居るのかまっったくわからなくなってしまう寂しさはありますが。

今日は、広島二日目の突出したコンディションをしっかりキープしてくれてのライブ。
「君になれ」の二人の歌を聴いて、安心&わくわく&軽い恐怖心w。
今日の黒ちゃんの声は、いつもの深みにクリア感がプラス。深いのにくっきりした歌。DVDとブルーレイくらい違う。PAのおかげもあるのかも知れないけど、この解像度の高さはすごい。
最初のMCで、かんとくのお誕生日祝い(昨日だそうですが)。小渕くんが、笑いに走ることなく(笑)真面目な感謝の歌を作ってきて、かんとくも、観てる方も涙目。かんとくが居てくれてのあのライブですからね。ほんとに、いつもありがとうございます、と観客からも伝えたいです。

関係ないけど、かんとくの誕生日ってことは、かつて横浜アリーナでアカペラ始まりの素晴らしい「光」を聴いた日でした。あんなに自由であんなにエモーショナルな「光」は初めてで、震えたのを覚えてます。
調べたら2009年だった…。8年も経つのか。

「紙飛行機」で降ってくるハートのあれ、アリーナとドームじゃ高さなんかも全然違うと思うのに、きちんと同じタイミングで全部降り終わってて、すごい。どういう計算をしてどういうリハをやるのか見当もつきませんけれど、こういう細かーいことの積み重ねでライブが出来ているのだろうなと思うと、果てしない気持ちになるし、それをこなすスタッフさん、尊敬。

センステで心配だったことのひとつ、「HELLO, NEW DAY」の映像。あれはやっぱりステージいっぱいのあの大きさで見るからこそのスケール感だったから、ビジョンで映してもどうなんだろ、とちょっと思ってて。空間自体は広いし、もちろんいい歌だったけど、さすがにね、やっぱりちょっと広がり感には欠けたかなぁ。その分レーザーの照明が派手になってて綺麗でしたけど。
しかし、レーザーの設計(っていうのかな)する人すごいな…。お客さんの目に入らない様に、レーザーの先端は常にスタンド上段と下段の間の細い広告部分か誰も居ない天井に近い部分に行くようになってて。あれだけ網の目みたいにたくさんのレーザー飛ばしてるのに。

今日の「流星」の破壊力たるや。
わたし的には間違いなく今ツアーイチだったです。ほんとすごかった。最初の方に書いたあの声ですからね。曲が終わっても呆然として涙を拭くことも拍手をすることも忘れていました…。
こんな歌を聴かせてもらえるなら、何処だって行くよ、ほんと。

「Starting Line」、大阪でできた曲だし、いつもとは違う話をしてくれるんだろうな、と思ってたけれど、扇町スタッフのライブの話。初めてのお金を取るライブは2000枚DMを出しても67人しか来なかった、と。そういうことを経てきたからこそ、67人でも、45000人でも、やることが変わらないカッコよさ。この曲の時、会場の高いところにスポットが数カ所当たるような照明だったんだけど、当たっているところが今回使っていない4F・5Fあたりだったのです。あの話の後で、満員のお客さんが居ながらも誰も座って居ない客席にライトが当たって、それを観ながら聴く「Starting Line」。なんというか、大阪時代のコブクロに想いを馳せて、くるものがありました。

もひとつ、センステで心配だったこと。
「心」の布。
アリーナまでと同じ方式は使えないだろうから、どうやってあの閉塞感・孤独感を出すんだろう、と。
結果、照明で波のような形を出して周りの壁に投影して、”水底”というよりは”水の中”という趣き。布は舞台の上だけでしたから、ステージに居る二人が暗い水底にいるのを第三者として観ていた感じでしたが、今回は一緒に水の中に放り出された感じというか。客観視するんじゃなくて、なんとなく一緒に閉塞感を味わった上で、あのアカペラで息を詰めて、そして最後の最後でやっと呼吸ができた、みたいな気持ちでした。なんか不思議な感じ。でも今日初めて観たとしたら、それはそれでアリだと思いました。
ただ、まぁ、やっぱり布の方が演劇的手法として”美しい”ですけどね…。

「白雪」の雪は、今日は下からの地吹雪(笑)。でもやっばり照明があたるとすごく綺麗。

黒ちゃんがあの声をキープしたままライブが進んで行くと、盛り上がりコーナーの歌もすごく良くて。
「ストリートのテーマ」では歌詞わかんなくなっちゃって例の”下手かよっ”ってごまかししかできなくなって自分で笑っちゃってる黒ちゃんを久しぶりに観ましたけど(笑)。

今回のツアーは1800人のホールから45000人のドームまで、バリエーション豊かな感じでしたけど、前述した通り、”やることはひとつ。”ってのがブレないコブクロだからこそ、どのサイズで観ても楽しいし響くし元気になれるんだよな、と実感した京セラドームでした。

そして来年のツアーが発表になりましたね。
ライブ中の早い段階で、珍しく黒ちゃんから”発表あるんやろ?”と催促。そしたら”二人きりツアー”ですって。言いたくて仕方なかったのねw。
ツアーが終わる前にその次のツアーの約束をもらえるのは、本当に嬉しい。何が何でもそれまでは生きていこう、と思えるし。これは洒落や冗談や比喩じゃなくてね。自分の好きなものって、本当に自分が生きて行くための糧とか理由とかになってくれるものなんです。
ただ……スケジュールは早く開けてください……(切実)。

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【5296】このまま好きでいれるのなら。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2017 心
2017年11月4日(土) 広島グリーンアリーナ

まさかのDVD収録日。最近はファイナルじゃない日に撮ったりしてますね。
今日がDVD収録日だよ、と言うために小渕さんが歌を作ってきてくれて、そこで発表。その後に”広島はデビュー直後から大阪以外で初めても盛り上げてくれた街だから”と説明(デビュー直後くらいにTVで”サクラサク”ってコーナーやってたの、広島でしたよね)。
なんか、昨日新たな試みを始めたりしたのもなんとなく納得したり。
しかし、収録日にちゃんとばっちりコンディションを合わせてくるこの感じ、ほんとプロ。すごい。
せっかく映像を残すなら、その時で一番いいコブクロを残して欲しいしね。

昨日も相当いいライブだったんです。
しかしアレがもう前振りにしか思えない感じ。
小渕さん、そんな声どこに隠し持ってたの!?って言いたくなるくらい、張りがあってキラキラしてパキッとしていて、まさに良く晴れた秋の日みたいな歌。「tOKi meki」やら「紙飛行機」やら、ほんと似合う。でも「夏の雫」や「白雪」なんかでは、その明るさ故の”哀しみ”みたいなものもあって。艶もあるし芯もある、しっかりした声。この声が聴きたかったんだよ…。
黒ちゃんは相変わらず低音の響きがすごいし、120kmの球が精一杯の人が投げる120kmではなくて、150km出せる人がちょっと抑えて120km、みたいなちょっとオトナな感じ。でも時折160kmの球も放ってみようかな、みたいな気概ももちろん感じるし。「君になれ」とか「夏の雫」のちょっと感情抑えめの低音、かと思えば「SUNRISE」とか「HELLO, NEW DAY」ではあの広い空間の色を一瞬で塗り替えてしまう鮮やかでのびやかな歌。
なんか観てる方としては二人のその感じについていくのに必死(笑)。

「Starting Line」、個人的には今回のツアーの”裏テーマ”みたいなとこがあって、この歌を歌う黒ちゃんの声が本当に素晴らしくて、毎回毎回聴くのが楽しみなのです。小渕くんが時々言う”黒田の声ならば伝わる歌を、言葉を”っていうのを身を以て、痛いほど知ることができる曲だから。
もう、少し前の歌なのに今の彼の歌声にこんなに合うなんてね。
世阿弥センセイいうところの『時分の花』から『まことの花』咲く瞬間を、幸せなことに一緒に過ごせているのかも知れないな、と思ったりしました。

「蒼く 優しく」の心の叫びはやっぱり心が痛くなるくらいの叫びだったんですが、久しぶりに感情が歌よりも前を走っている黒ちゃんを観た気がしました。たぶん、なかなかに感極まっていて、最後部分が一瞬だけ涙声になって、慌てて冷静になっているように見えたり。ほんと、ライブって生き物。

昨日やってみた「心」のアカペラはどうなるんだろう、という楽しみ(?)もありました。歌った後に相当ダメージを受けていたしね。
結果、ちゃんとやってくれたのだけど、歌としてはやっぱり昨日の”初期衝動”には勝てないかな、と思ったんです。
でも、歌の後に小渕くんが”実は…”とちょっと泣きながら話し始めたことで印象が変わって。
元々今日は収録もあるしアカペラは無理かな、ということになっていたのだそう。
「心」の何曲か前に黒ちゃんがすっと小渕くんのところに寄って行ってなにか耳打ちしたシーンがあったのですが、その時に”アカペラやるから。”と言われた、と。
たぶん黒田さんて”行っちゃえ行っちゃえ”で行く人じゃないだろうし、やるに至る葛藤は黒田さんにしか、あるいは二人にしかわからないことだけど(『初期衝動には勝てない』なんて歌ってる人が一番よくわかっていることだろうし)、そこで敢えて”やる”という判断を下してくれたカッコよさ。
そしてその判断をしたからには、それに見合うだけの歌をきっちり聴かせてくれるカッコよさ。
ご本人曰く、「HELLO, NEW DAY 」終わったあたりでスーパーサイア人になった、らしいです(笑)。

そのスーパーサイア人は、ロングMCの時には”残念ながらもう人間に戻りました”って言ってたんだけど、とんでもない。「未来」はあれはスーパーサイア人が歌ってたね(笑)。
今日の黒ちゃんの歌い出し”土手に垂れた”、もうアレを聴いただけで今日の「未来」がどんだけすごいことになるのか、どこへ連れて行かれるのか、『ああ、”悟る”ってこういう感情をいうんだな』と、もう素直にヤラレる準備をしたのでした。ちょっと個人的な思い入れがある歌だってこともあるんだけど、それ抜きにしても余りある、素晴らしい「未来」でした。

行ってよかったな、今日のライブ。
明後日から京セラまで、また頑張って働けます(燃費悪すぎw)。

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【5296】面白くないことを面白く【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2017 心
2017年11月3日(金) 広島グリーンアリーナ

個人的にはほぼ一ヶ月ぶりのツアー(東京ドームはあったけど)。
流れとかちょっと忘れかけてて、それはそれでいい感じ(笑)。
一曲目から、声出てんなー、と。若干返ったりはするんだけど、補って余りあるくらいいい声出てた。なんかドームで見た時は二人ともちょっと緊張モードだったりしたので、のびのびと歌って気持ち良さそう。
ただでさえ広島はいいライブになりがちな土地柄ですからね。
 
「君になれ」、最初からあの深い声で鳥肌たつ。Cメロの黒ちゃんのとこが割とコンディションのバロメーターになったりするんだけど、高い音も綺麗に出ていて、あ、なんか今日いいんじゃない?ってうきうき。
「SUNRISE」、なんだか耳で聴いてるのに眼の遠近感が狂うぐらいスケールのでかい歌。
「HELLO, NEW DAY」も然り。空を飛んでる二人を見る、のではなく、一緒に飛ばせてくれるのが二人の歌のすごいところ。本当にこの”広がり感”はなんと表現したらいいか。唯一無二だと思うの。
前にも書きましたが、「LIFE」の軽みはやっぱり好きだなー。”面白くないことを面白く、ひとつでも変えられたなら大したもの”。ほんとにね、その通りです。楽しんだ者勝ちですよ、日々の生活なんて。こういう”軽い”曲って、たぶん若いうちは書けないんだろうな。毎日を重ねてきた証拠。レパートリーにこういう曲が入ってきたこと自体がコブクロの成長、な気がします。
「流星」、すごかったなぁぁぁ。グリーンアリーナって、天井が黒いんですが、そこが一面の星空に見えた。ただ”まだ君の中閉じ込められたいくつもの迷いは”のところで、あまりふだんやらない感じの崩し方をしたらその先の歌詞が若干あやふやになってしまったりしてましたが(笑)。でもあのメロディライン、かっこよかったんだけどなー。またやってくれないかな…。
からの、「Starting Line」。“探して見つかるくらいの”からビリビリ。あの声で歌われると、ホントにかっこいいんだよね、この曲。小渕くんの声がややうわずってる感じの部分があったけど、”少しずつ少しずつ歩き出すこの道を”のところ、二人がユニゾンで引っ張り上げあってて、うわあぁぁぁってなった。
「蒼く 優しく」の例の”心の叫びなど”部分、今ツアーいちだったかも。本当にもう、”心の叫び”。びりびりもするし、ひりひりもするし。なんだかいつもよりちょっと丁寧にビブラートを効かせてたように感じたんだけど、どうなんだろ。そこからの”少しだけ休んでもいいかい”はずるいよなー…ほんと。
さて、「心」なんですよ。
終わった後の曲説で『KANPAI LIVEの時に「蕾」の最後をアカペラでやったら反応がすごかったから』と言ってましたけども、「心」、最後のフレーズだけがマイクオフのアカペラでしたが、落ちサビの最初から(って説明で合ってるのか?)になってました。今日の「心」をそこに向かって持っていくためか、なんだか全体的に丁寧に歌われている印象で、二人ともすっごい声出ててその声量だけでもかるく涙目になるくらい。でもアカペラ増えたことが黒ちゃんには本当に本当にしんどいらしくて(そりゃそうですよね、責任の重い曲が4曲続いてるわけだし)、歌い終えた時のグッタリ感が半端なかったです。明日もやるのかとか肩甲骨折れたとか延々文句(笑)。でもね、そう言いながらもきっと手応えはあったんじゃないでしょうか。聴いてる方はすごかったですよ。コブクロってすげーな、と改めて思いました。
だって、ツアー、あと6本で終わりなんですよ。ほんとに1ミリでも良くなる可能性のあることならなんでもやってみる人たち、ですよね。かっこいい。
 
今日は全体的に二人ともいい感じにリラックスしてたんじゃないでしょうか。
盛り上がりコーナーの曲たちとか「轍」とかもすごくいい歌だったと思います。肩に力の入ってない感じ。
 
やっぱり、広島は、広島でした。

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【5296】KANPAI JAPAN LIVE【ネタバレる】

アサヒスーパードライpresents KANPAI JAPAN LIVE 2017
2017.10.28 東京ドーム

出演順敬称略
MAN WITH A MISSION 柴崎コウ 布袋寅泰 コブクロ 福山雅治

16時開演の21時終演。
各々40分くらいの出番と、転換に20分程度。転換時に荘口彰久氏MCでちょっとしたインタビューみたいなものもあり。
ドームといえば京セラばかりなので、やっばり東京ドームは広い…。
1塁側の下段スタンドでしたが、ステージ自体はほんとちっちゃくしか見えないし、ビジョンもそんなに大きいわけじゃない。スタンド上段の上の方とか、どんななんだろ。

コブクロは4番目。
バンドはストリングス無しのいつもの人々。でもds.だけツアーメンバーとは違ってて。遠目には小笠原くんに見えのですが、前述の通りあんまり見えなかったし、これはコブクロに限らずなんだけど、ビジョンにバンドの人を映してくれる時に首から下とかで映すのが多すぎて(なぜ?w)、結局はっきりとはわからず。

最初の方で「コブクロのライブに来たことある人ー?」って尋ねたら、思っていたより少なかったのかな、「よし!今日はやるぞー!」と俄然張り切る黒ちゃん。最近はこのテのフェス的なライブに出る機会がだいぶ少なくなってきてしまったのですが、初めてコブクロを観る人が多いときの二人の感じ、すごく好きなんだよね。ツアーの時とはちょっと違う方向性の”歌を聴いてもらいたい、そして好きになってもらいたい”っていう気持ちが強く出てて。でもべつにガツガツしてるわけじゃないし、ぱっと見いつもと変わりないように見えるんだけど。
でもこういう時の歌は、大抵すごくいい。

セットリストは
 SUNRISE
 流星
 NO PAIN, NO GAIN (with布袋寅泰)
 心
 蕾
の5曲。
「SUNRISE」はアサヒもぎたてのCM曲ですからね。ドームは照明のスケールももちろん大きくて、昇る朝日な感じのあかりもとても綺麗。下からぐいっと上がっていく照明が、はるか上方のドームのもこもこした天井に映し出されるのを観るのも楽しい。
太陽が昇っている地球の裏側で見えるもの、で「流星」、と、後の選曲に関するインタビューで説明してました。今回のツアーでも「流星」の広がり感がとてもいいなーって感じていますが、やはりあの広い空間で聴くとまた格別ですね。ツアーと違って後ろの映像はないので、その分歌に集中して聴けたかな。二人とも艶のあるいい声。ツアーの谷間でちょっと空いてる期間ですしね。
「NO PAIN, NO GAIN」では布袋さんを呼び込んで。京セラドーム以来ですね。てか3人でこれやるとなるとドームですね(笑)。二人ともやや緊張気味かしら、というとこもちょっとありましたけど、やっぱり最後の掛け合いのところは最高にカッコイイ。
「心」。少し丁寧に曲説して(もちろん初めての人のために)歌に入りましたが、聴いているだけでふわっとあの暗闇の中に連れていかれて、最後に明るいところに出してもらえる、なんというかちょっと”体験型”みたいな歌でした。あの「心」の世界観が、初めて見た人にもきちんと伝わったんじゃないかな。
「蕾」、去年のツアーぶりでしたね。ファンはあのギター出てきた時点で「蕾」だってわかんるだけど、『それでは聴いてください、蕾』って小渕くんが言った時の歓声。こういうことってファンになってしまうとちょっと忘れがちなんですけど、ほんとうにたくさんの人に聴いてもらえてた歌なんだなぁ、ということを実感した瞬間でした。
また今日の「蕾」、よかったんだわ。小渕くんの、キラキラしているけど切ない声。黒ちゃんの、全てを包み込んでくれる広くて深い声。コブクロが二人で歌っていることの意味を改めて噛み締めたし、初めて見た人にもどうしてこの二人が組んでいるのか、ってことがなんとなくわかったんじゃないかな。そんな歌でした。最後マイクありのアカペラで、歌が切れた時の拍手と歓声がすごかった。
まわりの他のアーティストさんのファンの人たちが、じっと聴き入ってくれて、大きな拍手をしてくれると、なんだか誇らしい気持ちになります。

1時間に満たないライブではありましたが、久しぶりに”好きになってもらいたいモード”の二人が見られたし、曲のバリエーションもいろいろで、ぎゅっとしたいいライブでした。

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【5296】誰も、一人じゃない。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2017 心
2017年10月4日(水) 大阪城ホール

大阪城ホールって、キャパ的には横浜アリーナとかよりちょっと小さいくらいな感じなんだけど、もう格段に音がいい。返りとか回りも少ないし(横アリは場所によっては回りがひどくてMCなんて何言ってるのか聞き取れないような席もあったりする)、音もクリアだけどやわらかめで気持ちいい。
そしてバンドの音のバランス、バンドとヴォーカルの音のバランスもすごくいい。もちろん他のアリーナと比べて城はコブクロにとっては一日の長があるのは確かだけども、やっぱりPAさんすごいと思います、このチームは。
そんないい音に包まれた、ホーム二日目。

「LIFE」前のMCだったかなあ、小渕くんが道の選択で迷った時は(正しい正しくないなんてわからないから)、後悔しない方を選ぶ、って言ってたんだけど、なんだか自然とそうしていたことを初めてちゃんと言葉にしてもらった気がしてハッとした。そうね、そうなんだよね。
まあこれは歌とは関係ないんだけど、ちょっと心に残ったもんで。

今日はヴィオラの渡邉さんのお誕生日ということで、またしても小渕さんの新曲がw。
それがすんげーウケたもんだから悔しい黒ちゃん。ずーっと引きずってましたが、笑いに貪欲な黒田さん、キライじゃないですw。
てか、このツアー、黒田さんのTrue Loveを何回聴くことになるんだろう(笑)。

「流星」から「心」までの話はたぶんもう聞き飽きたことだと思います。
前回ツアーの「桜」「蕾」「未来」然り。
だって本当に毎回いいんだもん。例えば今日はあまり声の調子がよくなさそうね、と思っていても、この4曲ではどこにそんな声隠してたの!?って思うしね。
この”良い時の良い時なりの差”をきちんと文章で表現できればいいんですけどね…。申し訳ないことです。
「Starting Line」の夢の話、きょうはちょっと軽め。でも、語られたエピソードに、プラス自分の気持ちを乗っけて聴くにはこれくらいがいいな。歌は今日もアタマからビリビリ。すごかった。でもちょっと昨日と印象が違ったのは、今日はひとことひとこと噛み締めながらゆっくり歌ってた(テンポは変わらないですよ)感じ。なんだかいつもより少し、優しかった。
それは「蒼く 優しく」も。でもやっぱりCメロは痛いくらいの心の叫び。
歌の上手い方が大御所になっていくと、わりと”軽く歌う”感じになる方が多い気がするんです。もちろんさらっと歌ってもべらぼうに上手いんです。ただし、そこにリアルな感情が乗っているのかと考えると、ちょっと疑問。
そういう意味では”軽い歌い方かわからない…”という黒ちゃんは乗せている感情に嘘がないし、だからこそ聴いてる方の気持ちが動くんだろうな。
そりゃあ寝っ転がるくらいエネルギー使うと思うわ…。

「心」なんですがね。
何本か前に、あのアレンジがわたしとしてはしっくり来ない的なことを書きました。むしろアカペラですっと終わった方が、と。なんかね、ほの暗い、冷たい水の底にひとり残されいてるようなイメージの「心」の世界観を崩してる感じがしてたんです、最後のアコギをかき鳴らすことで。
アカペラで”心が生きているなら、誰もひとりじゃない”って歌ってくれることで、水の底に光がひと筋差し込む、というのがわたしのアタマの中の「心」の最後の風景でした。だからそこで終わって欲しかった。
昨日、あれ、アコギじゃかじゃかは止めたのかな、とは思ったんです。でも歌がすごかったからそこまでしか考えられなかった。
今日それを思い出して意識して観ていたのですが、アコギでひっぱらずに、バンドできっちり締める感じ。カースケさんの、重量感のある最後のドラムの音がすごく良かったし、それがそれまでの風景を覆す真っ白な照明とすごく合ってた。”ひと筋の光”どころではなかったのね。
今日初めて、自分の中で「心」がきちんと完結できました。

今日はそんなこんなで全体的に”今までのすごい歌”にすこし”優しさ”がブレンドされた印象が強くて、「未来」もすんごい良かったんですよね…。特に2番。膝から崩れ落ちてました、心の中では。
前回のツアーでは”新曲”だった「未来」がちゃんと育って、もうやっぱり「心」と比べると貫禄あるもんね(笑)。
こうやって、”歌が育っていく現場”に立ち会っていると(自分たちが育ててるなんてとてもとてもおこがましくて言えない)、まぁ本当にイキモノだよね、って実感します。

今日はホント、心からいいライブでした。

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