【なんとなくツアー総括】decade。

※長いです。単なる自己満足です。しかも感じ方には個人差があります。


まだまだ暑い時期に始まったツアーも、終わってみればもう年の瀬がすぐそこに。

いつもツアーの初日というのは、観る方も緊張感があって、でももちろんすごく楽しみで、わくわくどきどきしながら迎えるのだけど、今回、真駒内での初日を観終えたときに真っ先に思ったのは、『いつもと違う!』でした。
流れとして、途中聴かせるコーナーがあって、長いMCがあって、盛り上がりコーナーがあって…というのは同じなんだけど、過剰にサービスしない、余計なものを極力排除した結果、すごくシンプルでスタイリッシュな印象だったんだよね。歌が、埋もれないというか際立つというか。
あと、選曲がほぼ『TIMELESS WORLD』と10年前の『NAMELESS WORLD』で構成されているところ。ここまでわかりやすくコンセプチュアルなツアーって今までなかったんじゃないかなあ。
後に、今回のツアーの構成的なことを黒ちゃんがやった、と明かされたわけですが、そこですごく納得したんだよね。とにかく歌を聴いて欲しいっていう、『根拠のある自信』を強く感じて、格好いいなぁ、と。

「未来」が主題歌になった『orange』の”10年”というキーワードでいろいろなことが繋がったんだろうと思って。「桜」をリリースして10年。初武道館から10年。今回は本当に久しぶりの武道館もあったし。やっぱりあそこで「桜」を聴くといろいろと思い出す。
NAMELESS WORLD TOURファイナル(初武道館ですね)のときに黒ちゃんがショッキングピンクのシャツ着てたんだけど、TIMELESS WORLD TOURのファイナルでは小渕くんがあの時とほぼ同じようなショッキングピンクのシャツで。それに気づいた時ちょっと泣きそうになったわ。

歌うということに関しては、常に全力の二人だから、「桜」「蕾」「未来」の流れは本当に大変だろうなぁ、でも達成感のある流れなんじゃないかな、と思って聴いてました。ツアー前半は、まだその流れに体が慣れていなかったのか、黒ちゃん、本当にへとへとになってたよね…。
ツアー後半になると”疲れたー…”って寝っ転がったりはするものの、最初の頃より多少余裕のある感じで。
その感じに比例するように、歌の破壊力(クオリティともいう)がどんどん上がっていって。
神奈県あたりでその片鱗が見えてきて、新潟でもう完全に安定して、それからはもうファイナルまでずっとすごいままで。
この3曲は、歌う方はそりゃあ大変だと思うけど、聴く方もなかなかにHPが要るんですよ…。
でもしかし、あの歌声はたとえHPが0になろうとも聴く価値がある。というか聴きたい。というか聴かせてくださいお願いします平身低頭。
「蕾」なら”柔らかな日だまりが包む背中にー”、「未来」なら”土手に垂れた二度目の春をー”、この黒ちゃんの歌い出しをワンフレーズ聴いただけで今日の歌がどんなことになるのか、どんな地平まで連れて行かれるのか、どんだけ自分から水分が出て行くのかw、容易に想像がつくんだけど、特にツアー後半は毎回怖かった。ほんとにすごかったから。でももうそういう時は積極的にヤラレに行くことにしまして。今まで何度か書いてるけど、本当にすごい歌を聴いた時は、アガらないんですよ。叩きのめされる、打ち拉がれる、という表現の方が近い。なんだろ、ある意味黒ちゃんに対してはドMなのかも…。

●SUNRISE
本当にオープニングに相応しい曲なんだけど、1曲目ってまだエンジンがかかりきってないことが多かったので、ちょっともったい無い感じも。スケール感のある曲だから、中盤くらいのコンディションで聴いてみたいな、といつも思ってた。昇っていく朝日の照明が綺麗だった。
●六等星
映像が、1曲目からの流れで”STARLIGHT”の文字に宇宙空間的なのがかぶってくるのがかっこよくて。
日の出の強烈な光から、人の目に見える限界の光である六等星へ。この対比も面白かったな。
ちなみに、NAMELESS WORLD TOURでも2曲目だったかと。
●hana
“一緒に歌えるよねー?”は最後まで慣れなかったんだけどw、小渕くんのコンディションがいい時は、もう本当にこの曲がキラキラしていて眩しくて。ツアー中何度もそんな歌に出会えたのがとても嬉しかった。
●SNIFF OUT!
コブクロでファイアー! 使ったのって初めてですかね? 席が近い時はだいぶ熱かったw。すごくライブ映えする曲。いつかビッグバンドアレンジで聴いてみたいなあ。この曲の黒ちゃんの”誰にもー”とか”真っ赤にー”とかの張るところがすごい好き(細かくてすまん)。
●奇跡
前回ツアーのタイトル曲ですし、もう歌い慣れてる感じで、すごく安定してた印象。手拍子ウラ打ちは難易度高かったかな? 意外と出来てない人が多かったですね…。
●Tearless
あーーー。もうね、あたし的には今回のツアーの裏メインw。毎回毎回膝から崩れそうというか腰がくだけそうになるのを堪えつつ、手拍子もできないくらい息を詰めて聴いてた。そうしようと思ったわけではなくて、結果的にね。いやぁ…今の黒田さんにあの世界観はズルいよ。オトナ。
ツアー全体がスタイリッシュに感じたのはこの曲に拠るところも大きいと思う。
エロさについてはどっかで書いたけど、近年の黒ちゃんの武器のひとつだと思うので、大事にしていって欲しいです。ほんと。出し惜しみせず見せてくださいw。
●Flag
ツアー途中から、最後の部分をテンポ落として黒ちゃんが若干フェイクしながら歌うバージョンとか出てきて、いやもうカッコよかった。いつも、弾き語りでこれを歌う二人の姿に彼らが過ごしてきた18年という時間を重ね合わせて、果てしない気持ちになってました。
●同じ窓から見てた空
「Flag」からの流れ、すごくよかった。この2曲はアリーナではセンターステージ(小さいやつ)で歌うのだけど、正直言って、ホールでセンターステージへの移動がないまま普通にやる方がすっきりしてて歌に入り込みやすくて良かったんだよね…。今回3ツアーぶりのエンドステージだったから、遠い席の人の近くにも行こうっていう配慮だとは思うのですが。
ちなみに誤字じゃね?と書いた「少しづつ」はオリジナルの歌詞ですよ、とご指摘をいただきました。失礼いたしました。
最後の方、手を振らせたかったようなのですが、どうも小渕くんが途中からリズムとはずれていくので、なんかバラバラとへんな感じになっちゃってたな…。あれはなくてもいいんじゃないかと…。
”芝生の熱で温もった缶ビールを~”のところから黒ちゃんの何らかのスイッチが入ることが何度かあって、あそこで急激に歌の解像度があがる感じはすごかった。宮崎初日のやつがすごく印象的。やっぱり宮崎なんだろうな、この曲は。
●何故、旅をするのだろう
すごく良かったんだよね、この曲。遠征して聴くことが多かったからかも知れないけど、なんか、すごくキた。
ツアー最初の頃はたしか水彩画っぽいイラストが映像で使われてたと思うのですが、城あたりからかMVに。MVって見ちゃうし、なんか逆口パクみたいで、ライブで流されるのはあまり好きではないんですけども…。
●NOTE
元々あまり一生懸命聴いていた曲ではなかったんだけど、新潟だったかな、なんだか急にこの曲のキラキラ感に惹かれたんだった。感想にも書いたけど、小渕くんの雲一つない空から降り注ぐ光のような歌と、黒ちゃんの気持ちいい風が吹く木陰の木洩れ陽みたいな歌。種類の違うふたつの光がブレンドされて本当に綺麗だったなぁ。
●桜
今回のツアーの「桜」は、いままでよりもちょっと骨太になった感じがしたのよね。カースケさんのds.とヒロオさんのb.による印象かもしれない。黒ちゃんの声もやや低音が前より響いてたような。だから「桜」がお父さんな印象だったのかな…(「未来」が「桜」のお父さんと「蕾」のお母さんの子供みたい、ってどっかで書いた)。
しかしこの後の2曲が濃すぎて、いかな「桜」でもなんだかちょっと薄口に聴こえてしまったりしてたなぁ、とくにツアー後半。
●蕾
宮崎、そして京セラファイナルの「蕾」、ひとことひとことかみ締めるように歌ってた感じが忘れられない。2サビの黒ちゃんと、Cメロの小渕くん、もうずるいよ、そんな歌い方。それは泣くって。
スタジアムツアーの時といい、宮崎で「蕾」を聴くと、やっぱりここで歌われるのがこの曲の本来の姿なんだろうなぁって妙に納得する。おさまるべき場所におさまっているしっくり感というか。
●未来
今回のツアーで一番育ったのではないかと。最初から良かったけどさ。
でもたった1年で、10年以上歌われてきた2曲と肩を並べて全く違和感がないんだもの、やっばりすごい曲なんだと思うよ。個人的に2サビが刺さりすぎてツライ。
“土手に垂れた~”の優しい柔らかい歌い出しからのあのサビ。いやもう、思い出すだけで涙目。
●サイ(レ)ン
何本目からか銀テ曲になって(最初はたしかSPLASHだった)、アリーナにいる時は飛んでくるかなぁ、とやや戦々兢々(笑)。スタンドの時はハナからあきらめて、ほんとキレイだなー、って眺めてた。
新たにワイパー担当の曲、になったんでしょうかね。
●tOKi meki
振りもすっかり定着しましたね。
曲間のほんの短い間に黒ちゃんがフェイク入れてくる時がかなりの確率であったんだけど、あれがすごーくカッコよかったんだよね…。ないと『今日はナシか…』ってがっかりしてたw。
時々、黒ちゃんが原口さんの横に並んでストリングスのふりして手拍子してるのがすんげー可愛らしかったです。
●SPLASH
わたくし的にこの曲のポイントは”負けるわけないでしょ”一択なんですけど、ファイナルはこの曲カットされちゃったし、セミファイナルはちょうど黒ちゃんが歌詞ぐちゃぐちゃになってるところだったから、最後にちゃんとした”負けるわけないでしょ”聴きたかったなー。
●LOVER'S SURF
前の曲からのツナギ部分の、福ちゃんと小渕くんのギターバトル、かっこよかった。福ちゃんがフライングV弾いてるの初めて観た気がする。
「LOVER'S SURF」で本編最後っていうのは、NAMELESS WORLD TOURもそうでしたね。
てか、これとか「神風」とか「轍」とかで盛り上がって本編終わりって前は多かったので、ちょっと懐かしい気持ちになったり。
●今と未来を繋ぐもの
ほんとに、今となってみれば不思議なタイトルですよね。
10年後に実際繋がっちゃったわけですから。
コブクロって、こういう偶然的なものがいろいろ多いような。
●STAGE
個人的に、考え方が移り変わった曲。
最初はこの曲を客席が一緒に歌うのは違うんじゃないか、と思ってて。
でも、”自分のステージ”をコブクロの歌に支えてもらっていると考えればいいのか、と思って素直に歌えるようになったんだった。
途中から小渕くんもMCでそんなようなことを言ってくれるようになって。

細かい話で恐縮なんですが、小渕くんが最後に言ってくれてた『10年後も、来年も、再来年も、明日からもよろしくね』って言葉が好きだったのだけど、途中ずっと『~、明日もよろしくね』になってて。そうじゃないんだよー、”から”が大事なんだよー、と思っていたのね。
それがファイナルではちゃんと戻っていて、なんかすごい嬉しかった。
ほんと重箱の隅でごめん。

10年後の約束。
10年前に今のことが想像できなかったように、10年後のことなんて正直わかんない。
名古屋の時だったかな、『それでも、その言葉をお守りのように投げてくれることで乗り切れる明日が来るかもしれない』って書きました。その気持ちは今でも変わらないんですけどね、ファンフェスタの当落出てからは、10年後の見えないチケットをいただけるのもありがたいけど、来年3月の見えるチケットが欲しいです小渕さんw、とか思って曲説聴いてました。あはは。

早くも来年のツアーが決まりまして。
ツアーの最後に次の約束をもらえるのは、本当に嬉しい。
来年まで何があっても生きていこうっていう理由になるし。
正直、いっぱい遠征するのは大変です。主に金銭面。
もちろん誰に頼まれたわけでもなく勝手にやってることですが。
でも今は『そのために仕事する』のもいいんじゃないかと思ってて。
だから、また次のツアーまで頑張って働きますよw。

今回のツアーの感想文23本含め、長々読んでくださった方がいらっしゃるのなら、本当にありがとうございました。
またライブで逢いましょう。

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【5296】夢を拾った桜の下で。

KOBUKURO LIVE TOUR 2016 “TIMELESS WORLD"
2016.12.18(日) 京セラドーム大阪 ツアーファイナル

始まったツアーというのは、残念ながら終わってしまうのです。
そんなことは百も承知なのに、会場に入ってビジョンに”FINAL”の文字が足されているのを見ると、毎回毎回気持ちがきゅっとなる。
でも、ちゃんと終わらないとちゃんと次に進むこともできないわけで。
いつもそう言い聞かせて参加する、ツアーファイナル。

ドームはセンターステージなので、「SUNRISE」の照明がサンライズにならないのが残念。
だけど、全体的にあの広い空間を生かしたスケール感のある照明だったと思います。
「Tearless」で使った初レーザー、あの曲の世界観にはすごく合っててよかったなぁ。

「Tearless」は、初日に聴いた時からあの色気が衝撃的な曲でしたけど、ファイナルまでそれは衰えることなく、過ぎ去った諦念やら焦燥感やらを少しだけ懐かしむ気持ち、そしてそれを自分の中だけに抱え込む感じ、あまりしょっちゅうやる曲ではない気がするから、最後のつもりで眼と耳に焼き付けました。
あああ、明日からティアレスレスな毎日が始まるのかと思うと……。

「Flag」も「同じ窓から見てた空」も、二人ともひとことひとことが丁寧な歌。
そういえば「同じ窓~」のビジョンの歌詞の誤字(“少しづつ”)は最後まで直らなかったなぁ。

「何故、旅をするのだろう」、今回のツアーで遠征する時にほんとよく聴いたなー。
だから、この曲を聴くと訪れたいろんな場所やそれにまつわる諸々を思い出す。
“歌に付随するその人なりの思い出”って、こうやって増えていくんだな、と。

今日の「桜」「蕾」「未来」も良かった。ツアーの集大成に相応しい歌。
特に「未来」は、もうどちらかというと”すさまじい”と形容したくなるほど。
この曲、ほんとにこのツアーで育ちましたよね…。まだ生まれたばかりの曲なのに、「桜」「蕾」と立派に肩を並べられる曲になったなぁ、とつくづく実感。
京セラドームでのスタオベは、なかなかに総観でした。
黒ちゃんが『どうして今日DVD録らなかったんやろぅ……』と崩れおちてましたけれど。
(いや、でも収録したさいアリ2日目のこの3曲だって本当に素晴らしかったですよ)

そして今日はファイナルということで、盛り上がりコーナーの最初に、バンドの演奏するキルビルと仁義なき戦いのアレにのって布袋さん登場。
「NO PAIN, NO GAIN」は去年のツアーぶり。相変わらず最後の掛け合い部分にシビレる。そして当たり前だけども、やっぱり布袋さんてギター上手い。貫禄が違う。
からの、まさかの「POISON」。ボーカルは3人で回してましたけど、黒ちゃんの「POISON」のカッコよさったらなかった。はあぁ、もっかい聴きたい…。
二人をひとりずつハグして、アタマをぽんぽん、てして去っていく布袋さん。黒ちゃんがあんなんされるとこ見ることないから、なんか萌えたわw。

2曲やったので、残念ながら「SPLASH」はカット。
最後の”負けるわけないでしょ?”、聴きたかったなぁ。

今日の「STAGE」は、まさにツアー全体の集大成。
お客が歌うとこも、いつもよりワンフレーズ多く。
二人とも最後の最後の一滴まで声を出しきって。


スタオベの後のMCで、黒田の声に出会って感じたものを描いたのが「桜」で…と話し出した小渕くん。
『僕にとってコブクロって何かと言われたら、それは間違いなく黒田の声、なんです』と。何の躊躇いもなく、まっすぐな眼で。
そういうことを素直に口にできるのが小渕くん。
黒ちゃんはそういう時はなんとなく居心地わるそうにそっと照れてるだけで何も言わないし、言葉にするとしたら茶化す言葉しか出てこないけど、でもしっかりと、真正面から歌で返してくる。
そんな時の黒ちゃんの歌がどれだけすごいか。
どれだけ気持ちを揺さぶられるか。
あの歌が、どれだけ自分の支えになってくれていることか。
そして、そんな歌を聴かせてもらえるのなら、何処までだってついて行きたいと思ってる。

今年も『本当にいいツアーだったね!』と笑顔で言えるツアーを作ってくれた二人に、スタッフのみなさんに、心からの感謝を。

またライブで逢いましょう!


【ファイナルセットリスト】
SUNRISE
六等星
hana
SNIFF OUT!
奇跡
Tearless
Flag
同じ窓から見てた空
何故、旅をするのだろう
NOTE


未来
NO PAIN, NO GAIN(with 布袋寅泰)
pioson(布袋寅泰カヴァーwith 布袋寅泰)
サイ(レ)ン
tOKi meki
LOVER'S SURF

E.C.
 今と未来を繋ぐもの
 STAGE

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【296】僕の明日にはいつでも、君がいて。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2016 “TIMELESS WORLD"
2016.12.17(土) 京セラドーム大阪

始まった時はまだ真夏だったこのツアーも、今日明日の京セラドームを残すのみ。
12月に入ってからは、宮崎と京セラの二会場だけだったんだけど、かたや1800人、かたや45000人という両極端なキャパ。黒ちゃんも『落差がありすぎてなんのツアーだかよくわかんなくなる』と(笑)。
よく考えたら、宮崎も、大阪も、コブクロにとってはたった二箇所だけの『ただいま』と言える場所。
大阪はコブクロの産まれた地ですから、「Flag」の曲説とかどう変わってくるのかな、と楽しみにしていました。大阪のストリートは警備員との戦いで、あまり最後まで歌わせてもらえなかった、と。ただ、その『歌わせてくれなかった』ことが僕に曲を作らせたんだと思う、とも。
「桜」の前のブリッジの時間に小渕くんはそんなことを思い出しつつ、今日は45000人も集まってくれて、そのひとりひとりの顔がよく見えるな、的なことを黒ちゃんに言ったら、なんだかテキトーな相槌された、とちょっとオカンムリ(笑)。黒ちゃんは黒ちゃんで『なんか小渕がおセンチモード入ってて鬱陶しいな』だったそうですがw。これがどっちも客観的でもつまらない、かといって両方おセンチじゃ収拾つかない。コブクロのこの割れ鍋に綴じ蓋感、大好きです。

京セラはさすがにエンドステージではなくて、去年と同じセンターステージ(花道が四方に伸びててその先端をつなげてあるやつ)。
今回のツアーって、あまり走り回るっていう感じではなかったからさぞや、とか思ってたんだけど、蓋を開けてみればそんなでもなかったな。やっぱりツアーの性格、なんでしょうかね。
今日のライブは、1800のホールだろうが45000のドームだろうが、コブクロのやることはひとつ、というブレないところを観せてもらって、かっこよかったな。平常心、というか。特別なことなんてしなくても充分でしょ、と。
ただ、『今回のツアー』が『ドーム』でやることでちょっと困ったことがあって。
今回結構映像が多いんですよ。ドームでも変わらずそれをビジョンで流しているのだけど、やっぱり絶対的に遠いから、できればビジョンには二人の様子を映して欲しかったりするんです…。歌ってる表情なんか全然見えないですから、その辺はビジョンで補って欲しいなぁ……。

「同じ窓から見てた空」の時に、せっかくこういうステージの作りなので…、と、花道外周の180度離れた遠いところで歌う二人。お互いを視認できなくても、長年培ってきたものと、イヤモニの音だけで歌やハモりのタイミングがずれることなんてないのはほんと見事なんですけど、でもね、正直、コブクロはそんな歌い方しなくていいよ、と思っちゃった。いろいろそういうことやってみたいのはわかるけど、なんだろ、観ててちょっと悲しい気持ちになってしまったんだよね…。センターステージくらいの空間でそういうことやってるのは別に気にならないのだけど、わざわざ離れて歌います、って言ってやることもないじゃん、と。
二人で隣で歌ってこそのコブクロでしょ、と再認識させるための実験だとしたら、成功です(笑)。

歌ってる表情も見えないし、耳でじっくり聴くのがメインになるので、そっちが敏感になる感覚っていうのはなんか自分でも不思議な感じがしたけど、それはそれで面白かったな。
…というのをちょっと差っ引いたとしても、今日の「未来」、すごくて。歌が終わって、もうすっかり面白MCになっているのになんだか涙だけ止まらず。

「同じ窓〜」や「蕾」を宮崎で聴いた時に、この歌たちはこの場所で聴くのが自然なことなんだなぁっていう感覚に包まれたりしたんだけど、「Flag」「桜」の還るべき場所は、やっぱり大阪なんだよね。どこで聴いても良い曲だけれど、やっぱりちょっとだけ違う。歌って生き物なんだなぁ、と思った。

このツアー、始まってしばらくはやっぱり「桜」「蕾」「未来」の流れが突出して凄くて、聴く方もそこをめがけてコンディション整えたりしてるとこがあったんだけど、後半に差し掛かってからは「hana」やら「NOTE」やらも良かったり、ちよっとホッと一息つく場所がなくなってしまったw。最初から最後までいい緊張感を持ってライブに参加する、という意味ではとても効果的なんですけども。

今日は、個々の曲というよりは、なんとなく全体的な感想になってしまったけれど。
たまにはこんなんも。
さて、明日でツアー終わっちゃいますよ。

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【5296】どうしてか、どうしてか、何も訊けなかった。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2016 “TIMELESS WORLD"
2016.12.05(月) 宮崎市民文化ホール

わざわざ宮崎に足を運ぶっていうのは、小渕くんの故郷だというのはもちろんあるのだけど、それに付随した「ただいまー」「おかえりー」の空気をお裾分けしてもらいに行く感じなのですよ。あのあったかい感じは宮崎のライブならではだなぁ、っていつも思う。
考えてみれば、宮崎でのライブってスタジアムツアーの生目の杜以来なのね。市民文化ホールはそれよりも前なのか。ずいぶん久しぶり。でも、この空気感は変わらなくて嬉しくなる。

ツアー後半になってからの打率の良さっていうか、歌のクオリティの高さはほんとすごいなぁって思ってて。今日もアタマからしっかりいい声。

前回書いた「Tearless」の50/50な感じは今日も引き続きそのままで、息を詰めてじっと聴き入ってしまい、息苦しくなって気付くという有様。いつかTearless死するんじゃなかろうか…w。

今日はユニゾンがすごく綺麗で、「Flag」でも「桜」でもコブクロくんに逢えました(一応説明しておきますと、ユニゾンで二人のピッチがぴったり合うと、黒ちゃんのでもない小渕くんのでもない一人の声で聴こえることがあるんですが、それを仲間内で勝手に『コブクロくんが出てきた!』とか言ってるのです)。
そしてユニゾンが合ってるってことは、ハモりもばっちりなわけで、気持ちよかったなー。

宮崎ってことで、「同じ窓から見てた空」のMCとかちょっと変わったりするのかしら、と楽しみにしていたんだけど、『仕事辞めたんだ』が宮崎弁になってたり、いつもより丁寧でまとまってて、結果すごくよかった。あと「Flag」の前にストリートの頃の話をするんだけど、(たぶん)初めて、高校時代に若草通りで歌ってたって話からしてくれました。誰も立ち止まってくれなくて、お姉ちゃんだけが聴いてた話とか。

「同じ窓から見てた空」っていえば。
”芝生の熱で温もった缶ビールを~”のところで、黒ちゃんの低音スイッチが入って…んー、なんかそんなナマヤサシイもんじゃなかったな、むしろ『くろだは”ていおん”をてにいれた!』でレベルアップ音が鳴り響いた、的な印象で、ここから凄かった。ほんとに凄かった。ただでさえ声出てるし安定してるし、日本海溝くらいの深い声だったのに、そこからマリアナ海溝より深くなったような。…かえって分かりづらいか。
ここから、最後の最後の「STAGE」まで、低音は響くわ高音も安定してるわ、最近よく出くわす無敵モードってやつですね。至福。

そしてそんな声なのに「桜」の出だしは限りなく優しくて、ほんと鳥肌たつし勝手に涙は出るし。
もちろん「蕾」も相変わらずのヒドイ仕打ちで(褒めてます)、小渕くんの静謐な出だし、黒ちゃんの包み込むような出だしで始まって、小渕くんきっと泣いてたと思うんだけど、でもいつもよりもゆっくりと、ひとことひとことを噛みしめるように丁寧にCメロを歌ってくれて、そこからの壮大なサビ。なんか、一曲聴いたら、長い旅を終えたような果てしない、でもなんだか清々しい気持ち。
からの「未来」ですから。歌っている方も身体の中から溢れるものに身を任せて歌っているような素晴らしい感じだったし、聴いてる方は聴いてる方で、その溢れているものに溺れながら、なす術もなく流されて行くことしかできなくて、でも振り返ってみれば、それが本当に幸せな時間だったな、と。
この三曲は同じ桜の木だという説明をしてくれましたが、なんだか永く永く続くクロニクルの一部を見せてもらっているような。

黒ちゃんがやたらと『ブーゲンビリア空港』をいじり倒してましたが、愛称決まったの2014年頃ですから、今回決まってから初上陸だったんですね。わたしも(飛行機・空港好きなので)名前は聞いてましたけど、あんなに推して使ってると思わなかったから、ちょっとびっくりしました。
そして今日は小渕くんが途中で珍しくお召し替えしましたけど(笑)。どう見てもハワイのおみやげアロハにしか見えないYSLの椰子の樹柄のシャツ、だいぶ黒ちゃんにディスられてましたが、「SPLASH」と「LOVER’S SURF」にはすごく合ってたと思う。
でも確かにあれで「桜」「蕾」「未来」はちょっとヤかもw。
最後の最後に、みんなを静かにさせて小渕くんがナマ声で『今日は布袋寅泰さんが観に来てます』と。

『いつか宮崎で10万人ライブやりたい』って小渕くんが嬉しそうに言った後、『まず宿泊場所の整備を…』って突っ込む冷静な黒ちゃんに笑いました。確かにw。でも生目の杜の時だって、『宮崎で大きいライブやりたい!』ってあのホールで言ったところから全てが始まったんだもんね。きっと何年かうちに実現するんじゃないでしょうか。

今日これだけのライブを見せてもらったってことは、最近のバターンから鑑みるに、明日はもっといいライブかも知れませんね。
残念ながらわたしは観られませんけれど、行く方のレポ楽しみにしてます。

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【5296】君に出会わなければ、今ここにいない。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2016 “TIMELESS WORLD"
2016.11.27(日) マリンメッセ福岡

最近のライブは、1日目にすごく良かったなー、と思うと、2日目はそれを超えてくる、てパターンが多い。
今日もご多分に漏れず、そんな至福なライブでした。

今日はね、もう文句なく小渕くんDay。
キラキラして張りのある、ピンと張った絹糸のような声。
素晴らしかった。
そんな声で歌われる「hana」や「NOTE」、眩しかったなぁ。

「Tearless」は、やっぱりフィフティフィフティで聴きたい曲だよなぁ、と実感。なんだろう、気持ちの中では綱引きみたいな曲なので、どちらかが強くても弱くてもダメなんですよ。引いた綱が張った状態で均衡を保ってるのがベスト。そういった意味でも今日の「Tearless」は最高にかっこよかった。

「Flag」の安定感。サビの黒ちゃんの声に身を委ねている幸福感。この時間がずーっと続けばいいのに、と願うけれど、次の曲も聴きたいし、と思う幸せなダブルバインド。

「同じ窓から見てた空」では黒ちゃんのお株を奪うような小渕くんのフェイク(笑)。対照的にちょっと控え目になる黒ちゃん。良い時の小渕くんの声って、ハリもツヤもあるし、元々すごく通る声だから、こういう時黒田ファンとしてはずるいよー…とか思いますがw。

「何故、旅をするのだろう」、昨日小渕くんの歌い出しのピッチについて書きましたけれど、今日は大丈夫でした。大丈夫っていうか、すんごく良かった。終始安定した声で。改めて、いい曲だなぁ、と。

ここまでの流れで「桜」「蕾」「未来」がよくないわけがなくて。
今日の「桜」は幹のしっかりした男前な桜。だけどそこに咲くのは、白くて透明で繊細な花。それがありありと見えるような黒ちゃんの歌。
昨今の「蕾」の破壊力。なんなんだろ。かつて過ごした幸せな日々。でもその想い出があるから前に進んだり、一歩踏み出したりできる。過去を懐かしんで今を否定することは決してない。2サビ”どこにももう戻れない”が沁みました。
「未来」、黒ちゃんの”土手に垂れた”の歌い出しからすごい。そのたった一言で空間が広がっていく感じ。少し前にも書きましたが、”結ばれぬまま 解けもしない”という歌詞のの残酷さ。そしてその残酷さとはうらはらな、言葉の美しさ。そして最後の”そばにいたいから”の、身を切るような、血の出るような歌。どこを切り取っても素晴らしかった。

「SPLASH」の少し背伸びした大人っぽさ、でもちょっと悪戯っぽい感じ、すごく好き。

そして今日は、二人とも最後の最後までちゃんと声も出て、いい歌。
「STAGE」を聴くたびに、自分は”信じているよ”と笑顔で言ってもらえるに値するお客でいられてる?と思います。同じ道を歩くことはできないけれど、病める時も、健やかなる時も、コブクロの横を歩いていられるファンでありたいな、と改めて思わせてくれる、まっすぐこちらに向かって投げてくれる歌。


やっぱり、今回のツアーってすごいな。

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【5296】こぽれそうな星空を、見上げたまま。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2016 “TIMELESS WORLD"
2016.11.26(土) マリンメッセ福岡

最高の歌を聴かせてもらったさいたまから一週間。
今ツアー初九州の、福岡。
小渕くんのお姉ちゃんが住んでおられるということから、黒ちゃんの激しいお姉ちゃんいじり(笑)。でも、ここまで言っちゃっていい関係性なんだ、ということが垣間見えてなんだか微笑ましかったり。天然エピソードはすんごい面白かったけども。

「SUNRISE」「六等星」は、正直ちょっと心配になるくらい黒ちゃんの声が返りがち。いや待てよ、最初こんな感じだけど3曲目あたりからがんがん伸びてくるっていうこのパターン最近多いぞ?、とか考えてたら、案の定。「hana」ですこんと出てからの声といったら。ここらへんで多分ご本人的にもGOが出た感じで、無敵モード突入。この声で「Tearless」が聴けるのって本当に至福。”どれだけ愛し合ってもいつかは離れなきゃいけないのなら”、つらい、せつない、でもどうしようもなくて投げやりになりかかる感じが刺さる。入りこんで聴いてるとホント気持ちが痛いんだよね、この曲。

今日は、小渕くんも低音がふわっと響いてていい声。
「Flag」も「同じ窓から見てた空」もすごく落ち着いて聴こえる。
「同じ窓~」、夏の夜特有のあの空気感、芝生の匂い、薄れていく星空。懐かしくて、でももう二度と戻れない時間があるんだということを知ってしまった、せつない小渕くんの歌。そしてその気持ちに対して”大人になるってそういうことだよ”と優しく語りかけるような黒ちゃんの歌。

「何故、旅をするのだろう」歌い出しの小渕くんのピッチがいつもちょっとだけふわふわしてる。なんか、歌い方の切り替えがしづらそうに聴こえるんだけど、きっとこの曲の音域とかの問題なんだろうと思う。毎回すごくいいので、少しもったいなく聴こえちゃう。

声が出てる時って、高いところとかを当てにいかなくていいから(わかりやすい例だと「蕾」の”きっと きっと”の”き”とかね)、いつもよりもすんごく丁寧に歌ってる印象になる。『声を出さなきゃ』という意識から解放されて歌そのものに意識が向くのかも。ひとことひとこと、言葉の意味、歌詞の内容、といったことがメロディにのってきちんとこちらの脳みそまで届いてくる感じがするのね。
まさに、今日の「桜」「蕾」「未来」がまさにそれ。
今日の”三曲”、すごかった。
…っていうのはこのツアー何回も書いているけど、今回のツアーのこの3曲、ホント良いんですよ。
無駄なものを削ぎ落として削ぎ落として最後に残った結晶みたいな歌。
乗せる感情を凝縮して凝縮して抽出したエッセンスみたいな歌。
ねじ伏せられたり、打ち拉がれたり。でもそれは決してマイナスな意味じゃなくて。
ああ、『歌』を聴いているんだな、と毎回改めて気づかされたりしてる。
すごい二人だなぁ、と心底思います。
そして、そう思えることは本当に幸せなことだなぁと噛みしめています。

結局、すごく幸せな時間を二人からもらっているんですよね。
なにも返せないのが申し訳ないんだけれど。

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【5296】理由なき愛のあかし。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2016 “TIMELESS WORLD"
2016.11.20(日) さいたまスーパーアリーナ

いずれ出る今回のツアーのDVDは、ファイナルの収録ではないんですね。
というわけで、本日はDVD収録日でした。
今までの印象でいうと、DVDの日は、とにかく歌はいい。でもトークはセミファイナルの方が良かったよねぇ、的なことが多かった気がします。
そのせいか、最初のMCからなーんかテンションのおかしな小渕さん(笑)。なんだか言葉のチョイスが変だったり。お互いに『収録日だからテンションが変話』を暴露し合う二人。面白かったな。

DVDに残るのだから、その時点での最高の歌を記録したい、というのは当然だと思います。
そこに焦点を当ててコンディションを整えてくるのも、それはきっとそうでしょう。
アタマでは解るけど、それをきっちりと仕上げてくるところがやっぱりすごいよな、と思うのです。
しかも、CD通りに綺麗に歌うだけというわけではなくて、メロディで遊んだりすることも忘れない…むしろいつもよりちょっと多めだったかと。
黒ちゃんは、3~4曲目から爆発的に声が出だしてくるパターン。
昨日だってすごかったのに、それ以上……こんなこと最近も書いたよ?と思ったけど、新潟もそうでしたね。
このパターンの時はだいたい「SNIFF OUT!」あたりで”ああ、今日は(も)この人の歌にヤラレちゃうんだな”という覚悟をします。とても嬉しいけど、ちょっと怖くもある瞬間。ツアーも折り返して、こう思うことが多くて、でもそれはとても幸せなことだなぁ、と思ったり。

わたしは黒ちゃんの歌声が好きですから、せっかく感想を書く以上、褒め言葉は惜しまないし、凄いと思った気持ちを何とかしてその場に居なかった人に少しでも分かって欲しいと思ってきました。
でもね。
どんだけ言葉を尽くして褒めてもとうてい届かない歌っていうのもあるんです。
……はい、保険かけてます(笑)。
それくらい良かったんですよ、今日の歌は。
「桜」「蕾」「未来」が終わった後に、もう今日はこれは立つ流れだよね、と本当に何の躊躇もなく立ちましたけど、あの恐ろしく広いさいアリでスタオベですよ。冷静に考えたらすごいことで。
わたしもまぁそこそこいろんなライブ行きますけど、こんなにスタンディングなオベーションを受けるヴォーカリストもなかなか居ないですよ。小渕くんもちょっと涙ぐみながら『最高の歌が歌えたと思います』と。
これはやっばり昨日も書きましたが、ハコが大きかろうが小さかろうが、二人が二人の仕事をきっっちりと全うしているからこそだろうと思うのです。職人です、ほんと。
やっぱり1800人の会場と19000人の会場で同じ印象の歌が歌える(むしろ19000の方が濃いめ)ってやっぱりどうかしてる(褒めてます)。

映像にしてしまうと、どうしたって薄まるのは仕方ないことなんですが、でも、それでも、今日のこの歌が残ってくれるのは嬉しい。
一曲一曲のことも書きたいですけど、ほぼ新潟二日目と同じような感じになっちゃいそうで。
すごかったなぁぁぁ「蕾」。せつない。愛しい。苦しい。懐かしい。気持ちに直接手を突っ込まれて、ぎゅーっと握られてしまったような。黒ちゃん、壊れちゃうんじゃないかと思ったくらいの歌でした。
「Tearless」はエロすぎてカッコよすぎて、気付いたら内股だし。
もちろん「Flag」も「何故、旅~」も「NOTE」も「桜」も「未来」も「STAGE」も。


いやほんと、すげーもん観ましたよ、今日は。
なんかね、自分の文章力の無さ加減に打ちひしがれたので、もう寝ます……

蛇足。
多少本筋とはずれますが、気になったこと。
「同じ窓~」のビジョンに出る歌詞(縦書きのやつ)、”少しずつ読み返す”のところ、表記が”少しづつ”になってるんですよね…。文化庁的に言えば「ずつ」が本則で「づつ」も許容ではあるので間違いではないのですが、まぁ、きっと、打ち間違いですよね…。

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【5296】描いてきた夢と、その行き先を。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2016 “TIMELESS WORLD"
2016.11.19(土) さいたまスーパーアリーナ

しばらくホールが続いたので、ちょっと久しぶりのアリーナ。
さいアリはキャパ19000人。前回の新潟が1800でしたから、単純に10倍以上。
会場に入った瞬間にここの、遠近感の狂いそうな大きさを思い出す。
このサイズ感で”いいライブだった”って心底思えるまでには何年かかかったんですが、最近さいアリのライブってとてもいいことが多かったんです。
今日はどんなんかな。

最初から、新潟からの流れのまま、二人とも声出てるし、とてもいい感じ。
メンバー紹介の最後に、いつも小渕くんが『最後のメンバーはお客さんです!』って言うじゃないですか。あの後に珍しく黒ちゃんが『コブクロは俺とお前だから。そこはちゃんと線引かないと。』的なことを。もちろん冗談交じりにだけど、なんか普段あんまりそういうこと言わない人だからちょっとドキっとしたわw。

「SNIFF OUT」のファイアーもちょっとお久しぶり。今日は前の方の席だったので、熱い(笑)。
もうこのツアー何本も観ているので、流れもいい加減カラダに入ってるんだけど、時々「奇跡」の後が「Tearless」だってことを忘れることがあって、あのイントロではっとして居住まいを正したりすることが。なんなんだろ、自分でもよくわからないw。
前回新潟と同じように「Tearless」で黒ちゃんの歌が”開く”感じ。暗闇の中で、歌だけがなまめかしくて、なんか見てはいけないものを目にしてしまったような不思議な気持ち。

ここらへんから、二人とも声に艶がでてきて、歌の色がちょっと鮮やかに。
「何故、旅~」、”澄んだ色がまだあの空にはある”と歌いながらふわっと天に向けて手を差し伸べた黒ちゃんの手の先には、確かに雲ひとつ無い空が見えて。…これってさいアリの大きな空間ならではだなぁ、と。
遠征に行く道中に、新幹線で、飛行機で、特にひとりでこの曲を聴くと、なんともいえない気持ちになります。旅愁ってやつですね。

「NOTE」は今日もキラキラ。この歌にも”未来”という言葉が何度も出てくるのよね。
「桜」「蕾」「未来」、今日も良かったなぁ。きらきら・つやつやの声でしっとりと歌われると、雨の通った後の緑がより鮮やかに見えるように、歌の輪郭がくっきりして、いきいき聴こえて、実に当たり前のことなんだけど、二人ともホントに歌が巧いよなぁと毎回毎回改めて思う。

そして、「tOKi meki」で最近黒ちゃんがストリンガーズに混ざって…混ざってっていうか、ストリンガーズのふりをして、ぐらいのイキオイで一緒に手拍子してるのが可愛くて可愛くてしかたないんですが。

今日は客席の様子を全体的に見るに、今ツアー初めて来たひとが多かったんじゃないかな。
関東で大きいキャパは初めてだからでしょうかね。
いろいろちょっとした仕掛けとかにも軽くどよめきがあったりして、なんか初心にかえる。初日からまだ3ヶ月も経っていないけど、なんとなく惰性で観たりしてない? 常に新鮮な気持ちで観てる? って自問自答したり。

とても、いいライブでした。
新潟~さいアリっていう、会場的にはちょっと極端な流れを経て思ったのは、1800人だろうと19000人だろうと、二人のやることはひとりひとりに歌を届けるということで、変わらないんだなぁってことでした。いつも彼らが言っている『ひとりでも聴いてくれる人が居る限りは歌い続ける』っていうのは、言葉だけじゃない、ちゃんと実を伴っていることなんだってことを再認識できて、なんだかとても嬉しかった。

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