【5296】また恋してしまうから。【ネタバレる】

KOBUKURO WELCOME TO THE STREET 2018 ONE TIMES ONE
2018年5月27日(日) 静岡・エコパアリーナ

パンフは買いましたが、袋とじは開けていないので、セトリは知らないままツアーの幕が上がりました。
そして、日替わりだの気まぐれだのが結構な数混ざっているはずなので、どこがレギュラーメニューでどこが日替わりなのか、とりあえず何回かは足を運ばないと分からないわけで。
そして今日、おそるおそるの2本目。
昨日の初日のあの緊張感て、ずいぶん久しぶりだっんじゃないかな。ずっと前は初日というとわりとやってる方も観てる方もなんとなく硬い感じだったりしたんだけど、もうここ何年も初日からわりとリラックスした感じだし。
そんな初日を踏まえて、だったので、最初のMCで黒ちゃんが『昨日は思いっきり緊張したんで……今日は(緊張は)ないで?』と。またその言い方とか声音が、落ち着いてるっていうのはこういうことよね、って感じだったもんで、つられてこっちもリラックス。黒ちゃんすげえ。
ループマシンを使った、かっちょいいアレンジの「君になれ」までは同じ。
その後、リクエストを取って「夜空」「エピローグ」。「夜空」はスタジアム以来ですかね。夏の夜風を感じる歌。レコーディングしてくれて良かったなぁ、と思います。スタジアムで最初に聴いたからかもしれないけど、すごく上に昇っていく印象があって、黒ちゃんの声の、伸びのある部分が気持ち良い。「エピローグ」は打ち合わせがまあまあ長く(笑)……いや、今回はリクエスト曲に対してこちょこちょ打ち合わせてるのを観られるのもなんかお得感があるんだけども、そこで歌詞ファイルで確認をしつつも散歩中の大型犬のようにちらちらと小渕くんの方を心配そうに見る黒ちゃんがものすごく面白かったんですよ。ところがこれがあんた、歌が始まったら…いや、そりゃプロ中のプロ捕まえてこんなこというのも失礼な話ですけど、すんごい落差(笑)。「エピローグ」自体悲しい曲ではあるし、積み重ねて積み重ねて最後のワンフレーズにやられる曲だということは重々承知なんですけど、にしても、酷い破壊力(超褒めてます)でした…。もう歌い出しから鳥肌でしたが、ずーっとタオルを顔押し付けてる状態(笑)。世の女子がギャップに弱いと知っての狼藉かw。
歌の内容がちょっと重めだったからか、3曲目は小渕くんが『なんかほっこりするやつがいい』と言い出して自ら「LOVE」をチョイス。17年ぶりくらい?と仰ってましたけど、前ファンフェスタでやってませんでしたっけ。記憶違いかな。
そんで、黒田スタンドマイク俊介の「Ring」。やっぱり歌も手も、最後のギターのカッティングもすごく好き。
事前にセトリ知りませんから、よもや「風」「ここ花」「桜」が動くとは思ってなかったんですよね…。
10曲リクエストで一位だった「桜」は固定にして、あとは上位曲を日替わりにした、てな感じでしょうか。
「風見鶏」、久しぶりに聞きましたし、ベスト盤が売れに売れた時、ちゃんと地に足をつけていくことを忘れないように想いを込めて作った、という制作エピソードを聴けたのも良かった(断片的には聴いたことあったけど)。それを聴いてからの、二人の、渾身の「風見鶏」。そりゃあね、コブクロについていくわ、とか思うよ。ほんと。調子に乗ったっていいあの時期にこの歌作ってるんだもん。ちゃんとしてるよ、そりゃ。
やはり昨日と同じ、力強いけど柔らかい印象の「桜」のあと、あ、蕾ギター持ってる。
「桜」「蕾」っていう並びは、既視感のある流れだと思ったら、TIMELESS WORLDでしたね。なんとなくあの男の子の絵がアタマに浮かびました。

昨日「Moon Light Party」のコールアンドレスポンスについてちょっと思うところがあったので書いてみたんですが、どうソフトに書いてもダメ出しになってしまうのでw最終的に消したんです。正直小渕さんはあまりコールアンドレスポンスがお上手ではない…っていうか、MLPだったら元々のやつで十分だと思うし、あんまりなんか違うことやろうとしない方が怪我をしなくて済むのではなかろうかと老婆心ながら思っていたりするので…。で、まぁ、そんなような反省がでたのかどうかはわかりませんが、今日は若干修正されてたなー、と。とりあえず静観w。
アンコールの1曲目で、また蕾ギターもって立ってる小渕くん。…あれ、と一瞬考えて、あ、五月か、と。母の日に近いライブがあれば必ずやりたい、って昔話してたのを思い出しました。どこかでも書いたけど、具体的に届けたい相手のいる曲は、強い。強いし、歌も届きやすい。
初武道館も五月で、あの時のツアーにも入ってたなぁ。

今日はリクエストの曲といい、日替わりの曲といい、眼ぇ腫れたわ。
これから東京に帰らなきゃいけないってのに、ひどい人達ですよ。

【本日のセットリスト】
YELL
One Song From Two Hearts
Million Films
ストリートのテーマ
君になれ
夜空
エピローグ
LOVE
Ring
風見鶏


潮騒ドライブ
Moon Light Party

ONE TIMES ONE

E.C.
 遠くで…
 バトン

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【5296】そしてまた大人になった【ネタジレる】

KOBUKURO WELCOME TO THE STREET 2018 ONE TIMES ONE
2018年5月26日(土) 静岡・エコパアリーナ

20周年イヤー。記念ライブ前の二人きりツアー”WELCOME TO THE STREET”、無事に初日が開けました。
二人きりのライブは、例えば何年か前の東京ドームシティであるとか、何度か観た記憶がありますが、特別なライブだったり、ハコも小さかったり。
こうやって、アリーナ~ドームっていういつもツアーをやっているのと同じところで二人きりというのは、いつもとはずいぶん勝手が違うのだろうなぁ、とこちらも予想はしていきましたが。

まず、ステージはセンターステージ。これはどこから観ても近いし、予想通り。
各ブロックの間にスクリーンの薄い布がかかっていて、開場時からひっかけ橋あたりの加工映像が流れている。『WELCOME TO THE STREET』感。
一曲目は、デビュー曲「YELL」。10周年の紀三井寺の時も「YELL」から始まりましたよね。出てきていきなりあのイントロ始まると、テンション上がります。
からの「One Song from Two Hearts」。休養前後からファンで居た人なら、この曲を”二人で歌ってくれることの意義深さ”を分かってくれると思うのです。あの時期を超えて、二人が、二人で、健やかにこの曲を歌っているこの状況は”あたりまえの光景ではない”んだということを痛いほどわかってるから、嬉しいし、この状況に感謝もするし、歌詞もささる。
「Million Films」の時は客席ブロック間のスクリーンはまだ生きていて、スクリーン毎に違う夕焼けに包まれた風景の映像が流れていました。もともとアコギのイントロの曲ですが、あ、一人で弾くとこうなるのか、と。ここいらへんから自分の知っているアレンジに足りない音を自分の脳内で補いながら聴く、という面白い状態に(笑)。
「ストリートのテーマ」はね、いろいろごちゃごちゃっとしたとこもありw、初日ならではだなー、と。
『いつもおっさんたち(バンドメンバー)に囲まれてどないやねん、て感じだったけど、いなくなるとあの人たちの大切さがわかる』って黒ちゃんが何度か言ってましたけど、基本的に二人しかいないと、ホントにやること多いんでしょうね。そして初日で小渕さんが若干テンパりモードだったので、黒ちゃんが”俺がしっかりしないと”っぽくなっていて、てきぱき仕切る黒田さんをしっかりした方だなー、と思いながら観てました。
「君になれ」はイントロが印象的な曲だったし、ギター一本でどうなるのかしら、と楽しみにしていましたが、これがなかなかに格好良かったです。歌ももちろん、ふたりがまっすぐに前を見据えて歌うこの曲、素敵でした。
「そばにいれるなら」「HUMMING LIFE」「Fragile Mind」この3曲は日替わりの曲たちのようで、お客さんに”なにが聞きたいー?”とアンケート取るも、「DOOR」は一貫してスルー(笑)。”俺(黒ちゃん)がしんどい曲”は歌ってくれないそうですw。
「Ring」、私の記憶が確かなら、スタンドマイク、出てませんでした?。黒田スタンドマイク俊介になってました?いやホントにこの曲のあのヴォーカルのエロさったらないです。小渕くんのハープ&ギターもかっこいいしね。
そして、「風」「ここにしか咲かない花」「桜」、と、ご自分たちでも言ってましたが、リクエストランク上位の、コブクロのライブにしてはちょっと珍しいくらいの、”ヒットソングメドレー”ぽい感じ。
とはいえやっぱり名曲揃い。「風」はストリングスが聴こえてくるような、そして黒ちゃんのサビでは会場の中に春の強い風が舞い上がっていました。いい「風」だったなぁ。
「ここにしか咲かない花」は、一度下に落としたけどまた復活した客席ブロック間のスクリーンが活躍。星が綺麗な夜中の海が、だんだんと夜明けを迎えて”あけもどろ”になっていく映像が出ていたのですが、これが本当に印象的で、歌の世界観と相まって、ホントに美しかったな……。
そして、「桜」。ここ何本かのツアーで黒田さんの歌は、無駄な力が抜けて、なおかつ低音の響きがすごくて、ホント声に深みが出た感じがしています。そんな声で歌われる「桜」。前々回のツアーにもこんな位置で入っていましたが、今回の「桜」はちょっとオトナな香りが。”諦め”(悪い意味ではなくて)だとか”達観”すら感じさせる懐の広い広い歌でした。
振り返ってみれば、ここがいつもの”あの3曲”だったのね。
この後の盛り上がりコーナーも含め、ちょっと懐かしい感じの曲が続きますが、本編最後は一番新しい曲、「ONE TIMES ONE」。
アンコール最初の曲(今日は「未来への帰り道」)もその日によっての”日替わり”選曲、のようです。
そして最後は、「バトン」。黒ちゃんのパートはこの曲の二番。音源聴いた時からこりゃヤバイでしょっ、と覚悟はしていました。でもそんな覚悟なんてさらっと飛び越えてきちゃうのよ、あの人は。さっきも書いたような、深みの増した声で歌われちゃね……。

「桜」のMCだったかな、小渕くんが”1×1。黒田と僕。コブクロとみんな。1×1は∞だと思ってました。でもね、この曲を歌う時だけは1×1二人の声なんだけど、それがコブクロの声としてひとつになる。1×1=1、になるんです。答えとしては当たり前なんですけど。”みたいなこと言ってて。
これ、実は今日最初の曲から考えてたことでした。小渕くんは1×1は1ではない様々な答えがあるって言ってたけど、1×1は、1(コブクロ)なんじゃないかなぁって。

あと、お願いというか希望というか。
今回のツアー、二人きりだから結構聴けるかなぁ、と期待していた黒ちゃんのフェイク。初日だからかもしれませんが、殆ど無かったなぁ(´・ω・` )。
例えば小渕くんがギターソロしてる時とか、もっと積極的に絡んで行けばいいのに、って。
そうなってくれたら、このツアーに行く楽しみがもっとふえるんだけどな。

このツアーは”育って行く”というよりも、一本一本ベツモノとして楽しめるツアーなのかな、と思いました。毎日がファンフェスタ、的な。


【本日のセットリスト】
YELL
One Song from Two Hearts
Million Films
ストリートのテーマ
君になれ
そばにいれるなら
HUMMING LIFE
Fragile Mind
Ring

ここにしか咲かない花

潮騒ドライブ
Moon Light Party

ONE TIMES ONE

E.C.
 未来への帰り道
 バトン

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【5296】それは"奇跡"と信じて【ネタバレる】

KOBUKURO FANFESTA 2018
2018年3月17日(土) 和歌山ビッグホエール

個人的には、黒ちゃんが「rose」歌ってくれた時以来、9年ぶりのファンフェスタでした。
あそこに集まっているのは言ってしまえば全員”ヲタ”(笑)。始まる前からのあの空気感の濃さっていうのはツアーファイナル以上で、妙な安心感w。
今回のセットリストは、なんていうか、アップな曲の多いノリノリ選曲。
この感じ、既視感が…って思ったら、Zepp Tokyoでやった東京サーキットの最後の回とコンセプトは一緒だなー、と。ほぼ立ってるにしても、ちゃんと自分の席があってありがたかったです(Zeppの時はもちろんスタンディングでつめつめのぎゅうぎゅうでしたから)。
そして、なかなかやってくれない曲もたくさん。イントロを聴いておぉぉぉって変な声が出た瞬間が何度もありました。そして、ここ数年のツアーでやったからまたここで聴けると思ってなかった曲も。
普段自分ではプレイリストを作って聴いてたりするので、あまり聴かない曲とかも出てくるんですが、年末の”10曲リクエスト”のおかげで全曲おさらい済み。それでああこれ聴きたいなぁって思ってた曲が結構入っていて。
それこそ一曲目のイントロから変な声出たし(笑)。
「光の誓いが聞こえた日」なんてね、低音の効いた今の黒ちゃんの声で聴いたらそりゃあ鳥肌もたちますわ。かっこよかったなぁぁ。
「コンパス」は紀三井寺以来かな。あの日の出来事ってやっぱり印象的だったから、あそこでやった曲を聴くとあの暑さとか日差しとかがうわーって蘇ってくる。
「アンブレラ」がね、実はわたし10曲リクエストに入れたんです。これ、ギター一本のいまの歌で聴きたいなって思って。でも今日はバンドだったから、なんと言うか、ほんとはもうちょっとソフトな感じの歌い方で聴きたかったなーーー、なんてワガママなことを思ったりしました。
「Pierrot」はAメロのあのざらっとした歌い方がすんごいカッコいいので、そろそろまた聴きたいなぁと思ってた曲。……って言い始めると、10年以上くらい経ってる曲って全部今の歌で聴きたかったりするんだけどね(笑)。
「そしてまた恋をする」って、カラオケで歌ったことのある人はわかると思うんだけど、あれ大変なんですよね。それをさらっとスタイリッシュに歌ってくれる。自分で歌ってみて初めてわかるコブクロのすごさ、って結構ありません?
「水面の蝶」をまた聴けるとは。ツアーでやった時はセット(というか照明?)の使い方が印象的だったし、イントロがかっこよかった(始まるまでなんの曲かわからなかった)(そういうの好き)んだけど、今日も短めのイントロがついて、歌が始まった瞬間にあああああ、とw。
「hana」は、なんというかここにはいってくると若干”大人の事情”感が漂ってしまいますね(笑)。いや、本当のところはわかりませんけど。小渕くん、声は出てるんだけど高音が辛そう。
今日の最大の”ここで聴けるとは!”が「あの太~」。
この曲は、本当に…なんといったらいいか…休養に入った時、復帰してくれたツアーで歌ってくれた時、そしてあのあたりの頃の下がったり上がったりした気持ち、そういうものがイントロ聴いた瞬間に一気に押し寄せてくるのよね。今はあの太ツアーで聴いた火の出るような歌ではなくて、もっと包容力とか大きな気持ちに重心のある歌い方なのだけど、熱量は毎回毎回変わらないから、なんだろ、ちょっと”湯あたり”みたいな感じになる。大好きな曲だけど、こちらにもエネルギーがないと受け止められない曲。こんな曲をさらっと間に挟んでくるなんて。
「この指とまれ!」「サイ(レ)ン」「君になれ」とメッセージ性の強い曲ゾーン。「この指とまれ!」はツアーでメドレーをやった時に入ってましたよね、たしか。後半の黒ちゃんの手が”このゆびとまれ”からライフルになるとこが好きです(ただの手フェチ)。
「サイ(レ)ン」の照明がすんごく綺麗だったなー。
「君になれ」はまだまだ記憶の地層の浅いところにいるので、始まった瞬間に前回のツアーが始まったときのワクワク感を鮮明に思い出してふわっと気持ちがあがった感じ。しかしこの曲のイントロかっこいいなぁ。
「Fragile mind」は初武道館の時のツアーの新曲だったっけ。たしかその次のアルバムに入らなくて、えー?なんでー?聴きたいー、って思った記憶が。なんかね、なにがしかのチカラをもらえる曲です。好き。

ここ数年内のツアーでやった曲は、その時のことを思い出します。
あそこで聴いたこの曲がすごい良かったなー、的なことはもちろんなんですが、会場に入る前に見た空、暑かったこと寒かったこと、帰り道に漂ってきた美味しそうなにおい、帰りの人ごみで前を歩く人の鞄にぶら下がってたキーホルダー、良かったねぇってしみじみしてる友達の横顔、そういうなんてことない些細な”出来事”とも呼べないような”景色”を妙に鮮明に思い出したり。
こうやってその人なりの”曲の思い出”って増えていくんだろうね。

そういえば、光るリングですけど。
つけてみると結構重いし、つけたまま手拍子すると指にかなりの負担がw。なんか拍手もいい音出ないんですよね…。総合的に、前回ツアーのブレスレットの方が良かったなぁ(意見には個人差があります)。

ふたを開けてみればなんだかんだで今年も黒田祭りだったんじゃないかと。
いやもうすんげー嬉しい楽しい大好き!!!っていう3時間でした。
また次のファンフェスタも、行きたいなぁ。


【セットリスト】
光の誓いが聞こえた日
コンパス
彼方へ
アンブレラ
Pierrot
そしてまた恋をする
GRAPEFRUITS DAYS
水面の蝶
hana
真実の口
あの太陽が、この世界を照らし続けるように。
この指とまれ!
サイ(レ)ン
君になれ
Summer rain
tOKi maki

E.C.
 Fragile mind
 Moon Light Party!

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【5296】揺るぎない想いだけを。

KOBUKURO LIVE TOUR 2017 心
2017年11月26日(日) さいたまスーパーアリーナ

会場に入って、ステージ上方のモニタに”FINAL”の文字が足されているのを確認して、深呼吸をひとつして、自分の座席に着きました。
花道のエンドからまっすぐのスタンド。来てくれたら近いなー、昨日さんざん黒ちゃんが「HELLO, NEW DAY」の”STOP!!”の小渕さんの振りをいじり倒した花道なので、来てくれたら嬉しいなー、な感じの席。
ファイナルだし、全曲いっとこうかな。

途中のMCで黒ちゃんが”こんな僕でもファイナルはツアーを振り返りながら歌う”って言ってましたけど、それは客とて同じこと。
このツアーは最初っから黒ちゃんの低音の響きがすごかったなぁ…新潟初日の1曲目に「君になれ」聴いた瞬間にあの低音にヤラレたんだったなぁ…と思い出しつつ、29本を経て育った歌をまた今日聴けるシアワセ。今日も、歌、すごいんじゃない?と身構えるも、いや、もう今日はファイナルなんだからされるがままに流されよう、と決意(笑)。
しかしまあ「君になれ」は刺さる。もうこれから何者かになろうなんて考える歳じゃないんだけども、それでもあの焦燥感とかそれを抑えようとする気持ちとかね。こういうの聴くと小渕さんてすごいよな、と改めて思ったりする。
「虹」「君という名の翼」、昨日書いたけど照明がホント綺麗で。客席の隅々までくるくると変わる色。
そしてやっぱりファイナルともなるとLEDリストバンドの装着率も高いし、リピーターが多いから使い方も熟知してるし、色変えるのを忘れる人も少なめだし。観ていて気持ち良い。
「tOKi meki」、ちょうど目の前の花道で黒田さんが一番を歌い終えてくれたので、ほんの短い間ではあるけどあのフェイクを堪能。黒ちゃんのああいうのがたくさん聴きたい…。
「紙飛行機」、飛んでくるアレに気を取られがちですが、小渕くんもとてもいい声で。黒ちゃんのソフト目の声と小渕くんのぱきっとした明るい声とが合わさった時のあのシアワセ感。コブクロってすてきね、とか今更なことを考えてちゃって、自分でちょっと笑ってしまったじゃないか。
「SUNRISE」は前回のツアーではオープニングだったので、も少しだけエンジンかかってから聴きたいなぁと言っていたのが今回叶って嬉しかった。あのスケール感て思ってた以上だったし、今回のツアーで見直した曲のひとつかも。
「HELLO, NEW DAY」、最近は曲説は気持ちのシミを洗濯話ばかりだったのですが、今日久しぶりに”風”って単語出してくれて(ごめん、詳細は忘れた)。そう、わたしがこの曲に感じるのって”風”なのよ。あの広がり感もアゲンストでの風を感じてのものなのね。だから、お手ふりも自分の中でテンポ感が合わなくて結局一度もやらなかったな…。すまん。いや、あのテンポの風じゃTシャツは膨らまんよ、とか思ってさ。
最後の“STOP!”で小渕くんがこっそりやってた振りに気づいてしまった黒ちゃんが昨日散々いじってたんだけど、今日は対角線上で歌ってたにも関わらず最後の前になったらニヤニヤしながら小渕さんの横まで来て、最終的には一緒にやってた。かわいかったなー。こういうのもたぶん収録じゃなかったから遊べたことかな、とか。ええもん観ましたw。
「LIFE」の小渕くんの歌、やっぱりいいなぁ。好きだなぁ。普段校長先生みたいなこと言ってる人がこういう歌うたうのって、いいな、とw。なんかね、あ、この人もひとりの人なんだって安心するっていうか。当たり前だけど。
「夏の雫」、これまた黒ちゃんの低音シリーズ。あの低音をあのゆっくりなテンポで丁寧に歌われた日にゃ、ああああああ、ってなりますよ。なるんですよ。最後の”会いたいよ 逢いたいよ”も途中で足されたんだったね(変更点が多くて覚えきれない、とボヤいてましたな、そーいや)。
「流星」ってね、リリースされた当初から黒田ファンにはなかなかに堪らない曲だったんですけど、今回のツアーでまた一段ステージ上がった感じがしました。今日は小渕くんもホントいい声だったので、サビへの受け渡しの美しさったらなかったなぁ。歌い出しがサビって大変だろうな、と思うんだけど、聴いてる方としてはだからこその気持ち良さも大きいんです。これ聴くと、ああ、この人の歌がほんとに好きだなーーー、って毎回毎回自分でも呆れるくらい再確認するし。
今日の「Starting Line」は、本当に”30本のツアーの集大成”に相応しい歌でした。もちろん他の曲だってそうなんだけど、わたしの中では今ツアーはこの曲を聴きに行くツアーといっても過言ではなかったし。黒ちゃんの声のいいところ…深さ・広さ・包容力・優しさ・しなやかさ・力強さ・柔軟さ・寛容さ・繊細さ…全部を凝縮して出てくる歌が聴ける曲だと思うから。そりゃあもう、歌い出しの一言目から。今日も、拍手すら忘れてしまうほどの歌でした。至福。
「蒼く 優しく」も近いものがあるんだけど、これは小渕くんの歌とのかけあいの凄さもあるのよね。今日の”下り坂~”のコーラスも素晴らしかった。Cメロで黒ちゃんがかなり感極まってることが多いんだけど、今日はそこでちらっと小渕さんの方をみて、それで冷静さを保った感じがしました。わかんないけどね。傍目にはそんな風に映る、そうでなければそこまでの想像を掻き立てるほどの”心の叫び”でした。
「心」までの4曲の流れって、歌ってる方は言わずもがなだけど、聴いてる方もほんと消耗が激しい。針の穴に糸通すくらいの集中力をもって聴いてるから、感情がすんごい歌に引っ張られるし。「心」はしんどいからね。でもそういうのと向き合う歌だから。今日の最後の、悪い血を出すためのナイフみたいなアカペラは、ほんと凄かった。広島から6公演、よくあんなしんどいことに立ち向かってくれたと思います。
ワガママを言うならば、できることなら京セラ2日目のアレンジでもう一度聴きたい。本当に、心から。
「白雪」、さいアリは上から雪が降りましたが、たぶんステージまわり4箇所で降ってたんじゃないかな。キラキラと降りしきる雪を背負って歌う黒ちゃん、目に焼き付けてきました。
「memory」「神風」「ストリートのテーマ」、それこそほんとに昔っからやってる曲ですけど、それで本編締められるのってすごいことだと思うんだよね。ストリートのコールアンドレスポンスも、さすが楽日はみなさん気合が違いますからね(笑)。みんなバカみたいに大きい声だして歌って、コブクロのライブって楽しいなぁ…と思う瞬間でした。
「未来」、いつもはアンコールの最中にLED消して待っててね、のアラートが出て、真っ暗な中で静かに始まるんですが、今日は小渕くんが”ファイナルだし白つけよっか?”と小さな声で。そして真っ白い光に包まれたままで「未来」。”結ばれぬまま 解けもしない”この二人はどうなったのだろう、とよく考えていたのですが、白い光に照らされることで、きっと明るい未来がくるんだろうな、来るといいな、と祈るような気持ちで聴いてました。
「轍」でこのツアーは完結。最後の歌詞は”閉じた扉 タタキつぶしてゆこう 君の未来のほうへ”なんですよね。
「君になれ」で今はまだそのままでいいって始まったツアーが、未来のほうへ行こう、で終わるって、やっぱり最後には光を差し込ませてくれるコブクロが好きです。

毎ツアー毎ツアー”最高のツアー”を更新してくれるお二人、
そのお二人のやりたいことを具現化してくれる全スタッフのみなさん、
本当にお疲れさまでした。幸せな5ヶ月弱でした。
来年も楽しみにしています。

またライブで逢いましょう!

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【5296】そんな時は、ぼくのところへ。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2017 心
2017年11月25日(土) さいたまスーパーアリーナ

さて、真夏に始まったツアーも残すところあと2本、セミファイナルとファイナルのみ。
今回のツアーは既に広島でDVD収録を済ませているので、さいたまのこの2本は比較的リラックスした感じのステージが観られるんじゃないかと期待。

京セラとさいたまのみセンターステージですが、京セラを経てから来たさいたまは、小さい(笑)。
花道も先をつなぐ外周路はないので、端まで行ったらセンターまでその都度戻ってくるシステム。
小さいとはいえ21000人。上は500LVまで使ってるけど、長さはぎゅっとした感じで、会場全体がほぼ正方形に近く感じる。たぶん、どこに居ても近い。
この会場の形のおかげで、照明が隅々まで届いて綺麗。気がつけば自分も照明の中に入ってる状態。
「虹」の照明とか、カラフルでほんとキレイだっんだけど、まさに”光の中に 君は今 包まれているから~”そのもの。
「HELLO, NEW DAY」のリストバンドとレーザー込みの白い照明も、歌の広がり感と相まって、なんて言ったらいいんだろう、臨場感…て言葉はちょっと違うんだけど、”見ている”んじゃなくて”体験している”感じ。ちょっとしたアトラクション感。

音がね、最初ちょっと腰高に聴こえて、やや耳に厳しいなー…と思ってたんだけど、いつの間にかちょうどいい感じになってた。
ふたりとも最初からいい声だったので、なんかもうクリアで深くてそりゃあもう大変さ(笑)。
さいアリって、昔使い始めの頃って音が良くなくてね…。ぼこぼここもっちゃう感じで(特にアリーナが)嫌だなぁと思っていたんだけど、さすがコブクロのPAチーム。

もうツアー残り2本とかになったら、いい歌じゃないわけがなくて。
「夏の雫」の黒ちゃんの歌い出しのやさしい低音に改めてシビレたり。
「流星」の最後の方のちょっとリタルダンドするサビの気持ちよさ。
「Starting Line」、良かっっったなー、今日も。アタマの”探して 見つかるくらいの”の一言でもう鳥肌。もっと言ってしまえば、歌に入る前のキー確認のちょっとした声出しだけで鳥肌。なんなのあの人w。

「心」歌い終わった時に黒ちゃんが”京セラでNAOTOさんが踊ってくれた残像が”みたいなこと言ってたけど、うん、なんかわかる。
ステージ上の円筒形のモニタにPVのあの波を映して、二人が映っている平面のモニタの下の方にもあの波を合成してたんだけど、そっちの波はいらなかったんじゃないかなぁ、と個人的には。会場の天井近くに波型の照明を映してステージの水底感を出しているのに、モニタの二人の足元に波があるのはなぁ…、とか。
あと個人的に残念だったのは、「心」のアレンジが戻っちゃったなー、と。京セラ2日目の、二人の生歌とNAOTOさんが踊る靴音しか聞こえない空間、そこからふたりの歌の余韻だけがステージの上に残って、そして消えていくあの感じが本当にかっこよかったし、ちょっとないくらい感動したので、余計にオケが戻ってきた時にあーあ…って思っちゃった。

そういえば。
「夏の雫」の曲説で、なぜか”風鈴”て単語を出さないようにして風鈴の説明をするようになったのだけど、あの”風鈴”てものが眼には見えない”風”を眼と耳で感じさせてくれるものだとしたら、見えない”心”を眼と耳で感じさせてくれるのが「心」って曲なのかもしれないなー、とか今日の歌聴いていて思いました。

「白雪」、今回の新曲3曲の中で一番音源化が楽しみだったりします。
なんか聴く度に好きになる。
あ、でも「君になれ」もそうだな(笑)。
でも11月でツアー終わって、FFあってまたツアー始まっちゃったら、音源化は遠い道のりなのかな…。

なんか今日の「轍」の黒田さんがすげーかっこよかったなぁ。

ツアーも後半になると、ライブ終わりに”もう本っっ当に歌がお上手でいらっゃる……”って感想しか出てこなくて、困る。帰り道に友達と”ああだったねこうだったね”と盛り上がるというよりは”うーん…”とか”いやぁ…”とか謎の声を発しながら最終的に”なんなんだよあの二人!!”と軽く逆ギレしながら帰るっていう幸福感。

それも明日まで。

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【5296】心はすべてを知ってる。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2017 心
2017年11月19日(日) 京セラドーム大阪

昨日のすばらしいライブを踏まえて、どんなんなるんだろ、なライブ。
以前どっかで黒田さんが”京セラの二日目は祭り”的なこと言ってたし。
昨日も思ったけど、センターステージだと、自分が座っている正面も客席になるわけで、LEDリストバンドの様子がよく見えるわけで。あれほんっとーに綺麗な。そして色間違えてる人はよく目立つのも事実(笑)。今日はスタンド下段のわりと前の方だったんだけど(後で松浦さんも書いてましたが)花道がほんとにカラフルな滑走路のようで、綺麗だったなぁ。「白雪」の”雪”のキラキラさ加減とかも。

声はほぼ昨日のまま。
最初の方は、やや薄紙が一枚くらい挟まってる印象だったけど、2~3曲歌って行くとクリアな黒ちゃんに。
小渕くんも「tOKi meki」や「紙飛行機」の似合うキラキラツヤツヤした声。
二人のコンディションにばらつきがないって素晴らしい。主メロもハモりもいいバランスだし。

「流星」からの流れ、昨日もだいぶ凄かったんだけども、今日はそれ以上。
歌に感情を乗せるというよりは、感情に歌わされてるような歌。
昨日、黒ちゃんの姿勢が前のめりになりすぎてたところを突っ込まれていたけれど、今日は完全に膝をついてしまっていたほど。「心」あとのMCで『黒田、死ぬんちゃうかと思った』って言われてた。
「Starting Line」の前には昨日と同じエピソードを話してくれたけど、二度目なので話が若干整理されてたw。でもね、今回のツアーにこの曲入れてくれたのは本当に本当に良かっと思う。昨日今日のコンディションで、このブロックの曲でお互いに歌を引っ張り上げあっているのを聴くのは、至福。
今日は久しぶりに、ああこの瞬間にぽっくり死ねたら本当に幸せだろうなぁ、という気持ちになりました(笑)。

黒ちゃんが”祭り”と言っていたのは、ゲストのNAOTOさんのことでした。
そういえば今日は黒ちゃんが、FEAR OF GODのカットソーを着ていたのだけど、これってEXILEリスペクトだったのだろか(EXILEさんがよく着ていらっしゃることで有名)。
「心」、導入部が終わってステージに照明が点くと、PVと同じ姿のNAOTOさん。
今日の衣装がふたりとも黒だったのはこのためだったのかな。
歌以外で誰かと二人がコラボするっていうのは初めてだったそうです。ゲストがいたからいつも以上に張り切っていたのもあったんでしょうね(NIGOさんも観にいらしてたらしいし)。
そして、たぶんNAOTOさんが来てくれたおかげなんだろうけど、今日の「心」はアカペラ終わりだったんです。この件、前に何度か書いたけど、今日のこれがわたしが一番聴きたかったアレンジ。歌ってるふたりの間にすっとNAOTOさんが入って、渾身の”だれもひとりじゃない”でふっと切れる音。ふたりの声の余韻がしばらくステージの上に漂っているのをゆっくりと聴けて、やっぱり良かったなぁ、これ。嬉しかった。ほんとに。
「心」後のMC、三人で話している時にNAOTOさんはライブの流れまではご存じないんでしょう、「こんなに話してて大丈夫ですか?」。黒ちゃんが「ここいつも40分くらい喋り倒すとこなんで」。客の方もたぶん全員同じこと思ってた(笑)。抱き合った後にNAOTOさんが帰って行くと、ええ匂いやったとか春風のようとかでもムキムキやったとか、興奮気味の黒ちゃん。でもそこからは今日は美味しいお酒のめるー、とか寝転ぶいつもの姿w。

「未来」は、広いアリーナの対角線上で離れて歌うふたり。
後のMCで“離れていても息を合わせて歌うことができる”と話す小渕くん。
でもね。
わたしはやっぱり並んで歌ってほしいんだ、この曲は。
なんか寂しくなっちゃうので。

「轍」に入る時に小渕くんが”それでは聴いてください。「轍」!!”って言うんだけど、その”「轍」!!”の力強い言い方がなんかとても好きで。けっこうあれに力もらって帰るみたいなとこもあったり。

あーあ、京セラ終わっちゃった。
あとはセミファイナルとファイナルを残すのみ。
次の約束をもらってるとはいえ、このツアーでの歌は、このツアーでしか聴けませんからね。あと2本、大切に参加しようと思います。

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【5296】弛まずに、無くさずに、目をそらさずに。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2017 心
2017年11月18日(土) 京セラドーム大阪

広島から二週間ほど空いての京セラ。センターステージ。
京セラはとにかく大きいから、エンドステージだと反対側のステージ上段とかは疎外感酷そうだし、やっぱりここはセンステが正解だと思います。ただ、アリーナに座ってると、ビジョンを観ないと二人が何処に居るのかまっったくわからなくなってしまう寂しさはありますが。

今日は、広島二日目の突出したコンディションをしっかりキープしてくれてのライブ。
「君になれ」の二人の歌を聴いて、安心&わくわく&軽い恐怖心w。
今日の黒ちゃんの声は、いつもの深みにクリア感がプラス。深いのにくっきりした歌。DVDとブルーレイくらい違う。PAのおかげもあるのかも知れないけど、この解像度の高さはすごい。
最初のMCで、かんとくのお誕生日祝い(昨日だそうですが)。小渕くんが、笑いに走ることなく(笑)真面目な感謝の歌を作ってきて、かんとくも、観てる方も涙目。かんとくが居てくれてのあのライブですからね。ほんとに、いつもありがとうございます、と観客からも伝えたいです。

関係ないけど、かんとくの誕生日ってことは、かつて横浜アリーナでアカペラ始まりの素晴らしい「光」を聴いた日でした。あんなに自由であんなにエモーショナルな「光」は初めてで、震えたのを覚えてます。
調べたら2009年だった…。8年も経つのか。

「紙飛行機」で降ってくるハートのあれ、アリーナとドームじゃ高さなんかも全然違うと思うのに、きちんと同じタイミングで全部降り終わってて、すごい。どういう計算をしてどういうリハをやるのか見当もつきませんけれど、こういう細かーいことの積み重ねでライブが出来ているのだろうなと思うと、果てしない気持ちになるし、それをこなすスタッフさん、尊敬。

センステで心配だったことのひとつ、「HELLO, NEW DAY」の映像。あれはやっぱりステージいっぱいのあの大きさで見るからこそのスケール感だったから、ビジョンで映してもどうなんだろ、とちょっと思ってて。空間自体は広いし、もちろんいい歌だったけど、さすがにね、やっぱりちょっと広がり感には欠けたかなぁ。その分レーザーの照明が派手になってて綺麗でしたけど。
しかし、レーザーの設計(っていうのかな)する人すごいな…。お客さんの目に入らない様に、レーザーの先端は常にスタンド上段と下段の間の細い広告部分か誰も居ない天井に近い部分に行くようになってて。あれだけ網の目みたいにたくさんのレーザー飛ばしてるのに。

今日の「流星」の破壊力たるや。
わたし的には間違いなく今ツアーイチだったです。ほんとすごかった。最初の方に書いたあの声ですからね。曲が終わっても呆然として涙を拭くことも拍手をすることも忘れていました…。
こんな歌を聴かせてもらえるなら、何処だって行くよ、ほんと。

「Starting Line」、大阪でできた曲だし、いつもとは違う話をしてくれるんだろうな、と思ってたけれど、扇町スタッフのライブの話。初めてのお金を取るライブは2000枚DMを出しても67人しか来なかった、と。そういうことを経てきたからこそ、67人でも、45000人でも、やることが変わらないカッコよさ。この曲の時、会場の高いところにスポットが数カ所当たるような照明だったんだけど、当たっているところが今回使っていない4F・5Fあたりだったのです。あの話の後で、満員のお客さんが居ながらも誰も座って居ない客席にライトが当たって、それを観ながら聴く「Starting Line」。なんというか、大阪時代のコブクロに想いを馳せて、くるものがありました。

もひとつ、センステで心配だったこと。
「心」の布。
アリーナまでと同じ方式は使えないだろうから、どうやってあの閉塞感・孤独感を出すんだろう、と。
結果、照明で波のような形を出して周りの壁に投影して、”水底”というよりは”水の中”という趣き。布は舞台の上だけでしたから、ステージに居る二人が暗い水底にいるのを第三者として観ていた感じでしたが、今回は一緒に水の中に放り出された感じというか。客観視するんじゃなくて、なんとなく一緒に閉塞感を味わった上で、あのアカペラで息を詰めて、そして最後の最後でやっと呼吸ができた、みたいな気持ちでした。なんか不思議な感じ。でも今日初めて観たとしたら、それはそれでアリだと思いました。
ただ、まぁ、やっぱり布の方が演劇的手法として”美しい”ですけどね…。

「白雪」の雪は、今日は下からの地吹雪(笑)。でもやっばり照明があたるとすごく綺麗。

黒ちゃんがあの声をキープしたままライブが進んで行くと、盛り上がりコーナーの歌もすごく良くて。
「ストリートのテーマ」では歌詞わかんなくなっちゃって例の”下手かよっ”ってごまかししかできなくなって自分で笑っちゃってる黒ちゃんを久しぶりに観ましたけど(笑)。

今回のツアーは1800人のホールから45000人のドームまで、バリエーション豊かな感じでしたけど、前述した通り、”やることはひとつ。”ってのがブレないコブクロだからこそ、どのサイズで観ても楽しいし響くし元気になれるんだよな、と実感した京セラドームでした。

そして来年のツアーが発表になりましたね。
ライブ中の早い段階で、珍しく黒ちゃんから”発表あるんやろ?”と催促。そしたら”二人きりツアー”ですって。言いたくて仕方なかったのねw。
ツアーが終わる前にその次のツアーの約束をもらえるのは、本当に嬉しい。何が何でもそれまでは生きていこう、と思えるし。これは洒落や冗談や比喩じゃなくてね。自分の好きなものって、本当に自分が生きて行くための糧とか理由とかになってくれるものなんです。
ただ……スケジュールは早く開けてください……(切実)。

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【5296】このまま好きでいれるのなら。【ネタバレる】

KOBUKURO LIVE TOUR 2017 心
2017年11月4日(土) 広島グリーンアリーナ

まさかのDVD収録日。最近はファイナルじゃない日に撮ったりしてますね。
今日がDVD収録日だよ、と言うために小渕さんが歌を作ってきてくれて、そこで発表。その後に”広島はデビュー直後から大阪以外で初めても盛り上げてくれた街だから”と説明(デビュー直後くらいにTVで”サクラサク”ってコーナーやってたの、広島でしたよね)。
なんか、昨日新たな試みを始めたりしたのもなんとなく納得したり。
しかし、収録日にちゃんとばっちりコンディションを合わせてくるこの感じ、ほんとプロ。すごい。
せっかく映像を残すなら、その時で一番いいコブクロを残して欲しいしね。

昨日も相当いいライブだったんです。
しかしアレがもう前振りにしか思えない感じ。
小渕さん、そんな声どこに隠し持ってたの!?って言いたくなるくらい、張りがあってキラキラしてパキッとしていて、まさに良く晴れた秋の日みたいな歌。「tOKi meki」やら「紙飛行機」やら、ほんと似合う。でも「夏の雫」や「白雪」なんかでは、その明るさ故の”哀しみ”みたいなものもあって。艶もあるし芯もある、しっかりした声。この声が聴きたかったんだよ…。
黒ちゃんは相変わらず低音の響きがすごいし、120kmの球が精一杯の人が投げる120kmではなくて、150km出せる人がちょっと抑えて120km、みたいなちょっとオトナな感じ。でも時折160kmの球も放ってみようかな、みたいな気概ももちろん感じるし。「君になれ」とか「夏の雫」のちょっと感情抑えめの低音、かと思えば「SUNRISE」とか「HELLO, NEW DAY」ではあの広い空間の色を一瞬で塗り替えてしまう鮮やかでのびやかな歌。
なんか観てる方としては二人のその感じについていくのに必死(笑)。

「Starting Line」、個人的には今回のツアーの”裏テーマ”みたいなとこがあって、この歌を歌う黒ちゃんの声が本当に素晴らしくて、毎回毎回聴くのが楽しみなのです。小渕くんが時々言う”黒田の声ならば伝わる歌を、言葉を”っていうのを身を以て、痛いほど知ることができる曲だから。
もう、少し前の歌なのに今の彼の歌声にこんなに合うなんてね。
世阿弥センセイいうところの『時分の花』から『まことの花』咲く瞬間を、幸せなことに一緒に過ごせているのかも知れないな、と思ったりしました。

「蒼く 優しく」の心の叫びはやっぱり心が痛くなるくらいの叫びだったんですが、久しぶりに感情が歌よりも前を走っている黒ちゃんを観た気がしました。たぶん、なかなかに感極まっていて、最後部分が一瞬だけ涙声になって、慌てて冷静になっているように見えたり。ほんと、ライブって生き物。

昨日やってみた「心」のアカペラはどうなるんだろう、という楽しみ(?)もありました。歌った後に相当ダメージを受けていたしね。
結果、ちゃんとやってくれたのだけど、歌としてはやっぱり昨日の”初期衝動”には勝てないかな、と思ったんです。
でも、歌の後に小渕くんが”実は…”とちょっと泣きながら話し始めたことで印象が変わって。
元々今日は収録もあるしアカペラは無理かな、ということになっていたのだそう。
「心」の何曲か前に黒ちゃんがすっと小渕くんのところに寄って行ってなにか耳打ちしたシーンがあったのですが、その時に”アカペラやるから。”と言われた、と。
たぶん黒田さんて”行っちゃえ行っちゃえ”で行く人じゃないだろうし、やるに至る葛藤は黒田さんにしか、あるいは二人にしかわからないことだけど(『初期衝動には勝てない』なんて歌ってる人が一番よくわかっていることだろうし)、そこで敢えて”やる”という判断を下してくれたカッコよさ。
そしてその判断をしたからには、それに見合うだけの歌をきっちり聴かせてくれるカッコよさ。
ご本人曰く、「HELLO, NEW DAY 」終わったあたりでスーパーサイア人になった、らしいです(笑)。

そのスーパーサイア人は、ロングMCの時には”残念ながらもう人間に戻りました”って言ってたんだけど、とんでもない。「未来」はあれはスーパーサイア人が歌ってたね(笑)。
今日の黒ちゃんの歌い出し”土手に垂れた”、もうアレを聴いただけで今日の「未来」がどんだけすごいことになるのか、どこへ連れて行かれるのか、『ああ、”悟る”ってこういう感情をいうんだな』と、もう素直にヤラレる準備をしたのでした。ちょっと個人的な思い入れがある歌だってこともあるんだけど、それ抜きにしても余りある、素晴らしい「未来」でした。

行ってよかったな、今日のライブ。
明後日から京セラまで、また頑張って働けます(燃費悪すぎw)。

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